忘れた頃にやってくる夫シリーズ

今回は第6弾


前回はこれ↓


いつだったかなぁ

数十年来の友人と

久しぶりに会った時のこと。


新卒で就職した時の同期で

自分の気持ちや考えをストレートに出すから

話すのがちょっと怖い時もある。


怖い時もあるが

嘘がないから

彼女の言葉はまっすぐに響く。


夫との今の関係に疑問を感じていた私は

自分でも把握しきれないあやふやなその気持ちを

友人に話してみた。


この、誰かに話すこと自体

今までできなかったからなぁ。


話せるようになっただけでも

私にとっては進歩だと感じる。


私の話を一旦受け取った友人。

「ふーーーん」となんだか分かったような分からないような、、、


その後、話は友人の近況へと移り、、、


独身の友人は今は家族と一緒に暮らしている。

ご両親、妹さん、そして友人の4人家族。

昔は一人暮らしをしていた時もあったのだが、

今は実家に落ち着いたようだ。


片道1時間近くかけて仕事に通う日々。

帰ってくるとお母さんがご飯の用意をしてくれているのだが、

疲れすぎて食欲がない時も。


「もうさぁ、私も50過ぎてるのよ。それなのに夜遅く帰ってトンカツとか置いてあると『うーん、お母さん、それはちょっと無理かも』って思ったりさぁ」とガハハと笑いながら教えてくれた。


「そっかぁ。通勤時間もかかるしまた一人暮らしするつもりはないの?」


「それはない。寂しいとかじゃなくてたぶん私は一人で暮らす能力がない。掃除とかお金の管理とかをする能力がないのよ」


「そうなんだ。逆に私はもう親と一緒に住むのは無理だなぁ。今でも実家帰ったり、逆に母がうちに来たりするとなんか落ち着かないしくつろげない」


「へー、なんで???」


「よくわからないけどちゃんとしなきゃっていう意識が働くんだよね。だからダラダラできない」


それを聞いた友人は少し考えて


「ダンナさんと一緒の時もそう思うの?」と聞いてきた。


「ん?いや、ダンナや息子たちは大丈夫だわ。いてもめっちゃダラダラするよ。『あー、ご飯作るのめんどくさーい』とか言うし(笑)」


「それってさぁ、、、」と友人。


「親の前でも出せない自分をダンナさんの前なら出せるってことだよね。それ、すごく特別なことじゃないの?」


そう言われて

うーん、確かに、、と思った。


さらに私が


「ダンナに対して恋心とかないし、ときめきもないし、なんなら蔑ろにしてるんだよね。大事に思ってあげられないことに対して罪悪感を感じたりもする」と言うと


「さちは本当に自分の事がわかってないね😮‍💨」と。


「大事に思えない事に罪悪感を感じるって、それ、ダンナさん以外に感じる事ある?」


「、、、ない、かな」


「それさぁ、めっちゃ特別な存在ってことじゃん!わかってないなぁ」


、、、

うーん、

そうか、

そうなのか、


確かに夫の前では変に肩肘張らずに素の自分を出せる気がする。


不機嫌な時はむりに笑わなくてもいいし。


歌が(好きだけど)下手な私は

人前で歌う事はほぼないが

家ではしょっちゅう歌っている。


うん、そうなのかもしれない。


友人の言葉は

見えてなかった「今あるモノ」を教えてくれた気がした。


結局現状はなんにも変わってないんだけどね。


でも

「あるモノ」に焦点を当てるか

「ないモノ」に焦点を当てるか


どちらを選択するかによって

気持ちは全然変わってくる。


これって

ものすごーーーく大事なことなんじゃないかな。