ディーゼル燃料、いわゆる軽油ですが、0℃付近から流動性が低下して、始動性に影響したり、−5℃前後でパラフィン成分が結晶して燃料フィルターを目詰まりさせることがあるそうです。
寒冷地で販売されている軽油は、そう「なりにくい」ように成分調整された規格になっていて、−15℃ぐらいまで大丈夫と言われていますが、積雪が無いような地域では軽油も寒冷地仕様になっていません。
厳しい寒波がやって来ると、結晶化し始めた成分のせいでシャーベット状の燃料になって流動性が悪くなり、始動性が悪くなることがあります。
スキー等の寒冷地にお出掛けの場合も、寒冷地仕様じゃない軽油のまま行ってしまうと、現地の寒さで軽油が凍結。 燃料フィルターに結晶化成分が貼付いて目詰まりしてしまい、始動不能になるケースがあります。
ひと昔前のクロカン車ブームのとき、シティーオフローダーがスキー場で始動不能になるトラブルが多発したそうですね。
今は、環境ディーゼル車の普及で、ディーゼル車が身近な存在になり、利用されている方も増えている訳ですが、そのぶん、軽油が凍るなんて知らない方も多いのではないでしょうか。
規定の温度で、完全に凍るとか、絶対に目詰まりするとか、必ず始動不能になるという訳でもないので、通常は意識せずに済むことが多いのかも知れません。
でも、「天災は忘れた頃にやって来る。」と言うように、このようなトラブルも思いがけず発生するもの。
やはり「備えあれば憂いなし。」です。
「AMSOIL ディーゼルコールドフロー」は、軽油の凍結温度を約15℃下げ、流動性を確保する効果があります。
平地仕様の軽油を寒冷地仕様に変えてくれるイメージですね。
また、「AMSOILディーゼルコールドフロー」は燃料に混入している水分が氷結晶化することも抑えます。
ダブルの効果で、流動性の悪化や目詰まりを防いでくれます。
16oz.入りボトル(473ml)です。
これ1本が、軽油40ガロン(約150リッター)用になります。
簡易な目盛りが付いていますので、例えば75リッター満タンに半分入れるとか、お車に合わせてお使い頂けます。
http://scuderiarana.cart.fc2.com/ca32/175/p-r32-s/
クリスマス寒波という言葉がありますが、この頃から2月にかけては、何度か寒波がやって来て、冷え込む日も増えます。
地球温暖化と言われてきましたが、暖冬ばかりでなくなっていますね。急に厳しい寒波が来るのも『異常気象』なのでしょうか。。