はい。
まずは24.0からご紹介しましょう。
2種類あります。
基本的に同じですが、リアタイヤが異なります。
タイヤが太そうなのが 『24.0 Racing Junior』です。
これはフロント19インチ、リア17インチという、ナショナル ユースのモトトライアルの「ミディアムホイール」というクラスに合致したホイールサイズになります。
OSETは、本国イギリスでのキッズ〜ユースの競技会で全クラス制覇を狙っていますからねー!
従来の20.0 Racingがリアタイヤにモトトライアル用の14インチを採用したのも、「スモールホイール」クラスの規定に合致するためでした。
ここは、全国大会で優勝を狙える本格的な競技マシンを目指して作られていることの現れですね。
そして、ユースライダーに最適なセッティングを出せるように調整された足回りにより、体重制限が61kgとなっています。
まさに、OSET渾身のコンペマシンですね。
一方、前後とも19インチのマシンが『24.0 Racing』になります。
こちらは、体重制限90kgで、ターゲットは大人向けと言えそうです。
大人向けとなると、ユース向けコンペマシンの基本スペックが必要なのでしょう。
でも なぜ 前後19インチ?!と思いましたが。。
これは キッズやユースの大会のレギュレーションに縛られず、OSETらしく 自転車とオートバイの中間的な車体の『軽さ』を活かして、自由に、しかも本格的に遊ぶことを目指した結果ではないでしょうか。
バッテリーがリチウムになって、容量2倍と言うものの、重さは仕事量の増大になって、遊べる時間を削ります。
車格が大きくなり、手足が長くなった(サスペンションのストロークアップ)ことで、いわゆるバネ下重量の増加は車体強度への影響も大きいでしょうし、重いホイールを付けるにはサスペンションの取付け部分をはじめとするフレームの補強=重量増という泥沼にハマりかねません。
バイク(自転車)トライアルの軽快さを残して、そのテクニックを活かしながら、モト(オートバイ)トライアル的なライディングを楽しむ「新しいトライアル」の世界なのかも知れませんね。
バイクトライアルからモトトライアルへと進んで大成されたライダーの皆さんからすれば、何も目新しくなくて、当たり前のコトかも知れませんが。。
我々、凡人にとっては、この中間的なマシンが 思いがけずファンライドの楽しさをもたらしてくれるかも知れないと思うのです。
そう、TT-R125 LW みたいに!!(笑)
(そういえば、オフ車は19/16 inchなのに、トラ車は19/17 inchなのね。)
余計な所感はこの辺で置いといて。。。
お値段ですが、税込47万3千円に決まりました。
バッテリーのコストが影響してそうですね。。
でも、調べてみたら Beta evo 80 や 80 junior よりも少し安い!!(笑)
いやいや、それらとは全く違う価値がある乗り物だと思います。