C29は最近のトレンドである「ノーズを高く持ち上げて薄型化」を採用し、フロント部分はシャープなイメージとなった。フロント・ウィングとノーズを連結するステー部分は湾曲し、ノーズとの付け根を後方へずらす独特な処理を施しているのが目新しい。
リア部分は、コークボトルの形状はそれほど厳しくないものの、サスペンションの付け根部分まで全てカウルで覆う処理が施された、昨年までは開口部が大きくとられていたのと対照的なデザインとなっている、
なお、C29は昨シーズンまでのBMWカラーから一新させてモノトーン調となったが、カラーリングの一部に名残を見せている部分もある。メイン・スポンサーを持たないプライベーターのため、マシンには「ドライバー名」が大きく描かれてスポンサー不足をうかがわせている。




(Formula Web)