今日も止まらず作業。
PDK修理で止まっていては事業が継続できなくなるw
なので手は常に動かすよ~
今日は時間が出来たのでチャンス!!
AUDI RS7!!
このクルマもトラブルシュートが必要でして・・・
オーナーさんが訴えられていたのは異音がするって事。
しかも前後・・・
切り分けが必要そうなのでまずは必ず症状が出るというリアの異音を調査しよう。
とにかくもう、症状が出るまで乗るしか診断方法はありませんよ。
症状が確認出来たら音の切り分けをします。
お預かり時、オーナさんにショックっぽくないですか~?なんて軽く話してしまいました・・・
乗ったらすぐわかった・・・
ショック関係ないなってw
反省です・・・
今回試乗した感じはラゲッジスペースの左側、赤い枠の範囲でトリムとボディーが当たってるのか!?って感じの異音が確認できました。
一般的にトランクと呼ばれるスペースに大きなテールゲート。
つまり室内空間が広く、セダンやクーペと異なり室内でのちょっとした音が響きやすいんですよね。
SUVやステーションワゴンも同じく室内空間が広いのでラゲッジスペースでの異音はダイレクトに耳へ伝わります。
一度後席から乗り込んでテールゲートを閉める。
この状態で各部振動を与えてみる・・・
何も音がしない・・・
目星をつけた位置が違うのか!?
でも試乗した感じはこの辺りっぽい雰囲気を感じたんですけどね~
それならば・・・
自分の直感を信じて分解しましたw
そしたらさ・・・
目の前にいきなり犯人がいたw
リアのスピーカー。
以前に一度脱着されているようで、ブラケット自体がガタガタ・・・
よく見たらクリップのサイズ合ってないね・・・
まずクリップは除去。
そして確かに絶妙なサイズ感だったので適したクリップがなく・・・
クリップを使わずに防振処置と共振音対策を行い、貼り付ける手段を取りました。
で、トリムもサイズが大きく共振しやすいので音が出そうな箇所は全て対策を。
もしかしたら複合的に共振してた可能性もあるので念には念を入れます。
その後はしっかりと元通りに組み上げて・・・
テストへGO!!
結果はバッチリ!!カタカタ、コトコト言ってた不快な音は解消されましたとさ。
直ってよかった~。
次はフロントの異音だ・・・
このまま異音を全部コンプリートするぞ!!って思ったりしたけど、フロントはさすがに室内ではないみたいだw
明日も頑張りましょう。
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