絶賛重整備中です。
AUDI RS7はエアコンコンプレッサー交換で大苦戦・・・
四苦八苦する様子をリアルにお伝えします。
エアコンコンプレッサーは向かって右側。
ウォーターポンプやサーモスタットに阻まれ全貌が確認できないw
これは想定済。
なのでウォーターラインを取り外しね。
これは全然問題ない。
ポンプとサーモスタットも取り外し。
シャフトのシールからオイル漏れしてました。
これも分解しないと見えなかったね。
こういうパッキン類はお見積り時に必ず同時交換でご案内をしてます。
だから見積りも超大変だった・・・
さあ、水回りを切り離したらコンプレッサーが見えた!
ここで自分の思い描いていた作戦は手前に引き出そう!
でした・・・
が・・・
手前に引きだしたらクランクケースに当って出てこないじゃん!!!
マジか~w
あ、待て待て。
こういう時は落ち着いて次の作戦に移行する。
ステアリングラックがいなくなれば丁度コンプレッサーの裏側に通じそうだな・・・
コンプレッサー裏へアクセスしてシャフト緩めちゃおうか。
って事でラックを降ろしてみたw
これで勝ち確だろ。
予想通りコンプレッサーのシャフトとブーツへアクセスできそう。
だけどね・・・
結局ダメでした・・・
エンジンマウントに阻まれて工具入らない・・・
じゃあエンジンマウントも外そうって事になりますが。
エンジンマウントの取り外しにはサブフレーム(メンバー)の取り外しが必要w
NAエンジン系のRSシリーズは外れてくれてたじゃん~!!
エンジンハンガーをセットして準備だけしておく。
え~っと、このクルマはただエアコンコンプレッサーを交換したいだけですw
この状態からサブフレームまで取り外すということは、実質エンジンを降ろす事と同等の仕事になります。
クルマがクルマなので横着は厳禁です。
って事で一度頭を冷やす為に別の仕事に取り掛かりましたw
先が見えてて明確に進められる仕事がどれだけラクな仕事かって事ですよ。
最近ちょっと”重整備慣れ”しちゃっててこんな気持ちになったのは久しぶりです。
慣れてちゃいけないね~
考えながらの仕事は脳ミソがフル回転しているような感覚になる。
故障診断もそうですけど、今回は故障診断の時とはちょっと違った頭痛がしたw
何度も書きますがエアコンコンプレッサーを交換したいだけです。
まあ、なんとかできるでしょう。
次回もお楽しみに。
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