昨日、今日と作業でバタバタでした・・・

また事務作業が溜まるw

 

 

昨日、車検完了でご納車のクアトロポルテ。

今回はサクッとで大丈夫でした。

 

 

オイル漏れでご入庫中のBMW 335ⅰカブリオレを着手。

 

 

BMWの名エンジン、N55。

このエンジンは最高ですが年数が経ってトラブルも増えたね。

 

 

オイル漏れの箇所は計3か所。

ヘッドカバーとVANOSソレノイドとエンジンオイルパン。

どれも定番の修理となりますが年数が経ち修理方法も若干変更。

 

 

シリンダーヘッドのカバーからいきます。

オイル漏れ修理の基本は上から行う。

 

 

カバーを取り外すのに初めてワイパーまで取り外した。

これも今までの考え方から変化があってのこと。

 

やっぱり真っすぐカバーは取り付けたいからね。

 

 

入庫時から吹け上りもイマイチでN55本来のレスポンスの良さが全くなかったのでカバーAssyで交換。

これも年数が経ち、このクルマの状態から判断したもの。

 

N55はクランクケースのベンチレーションが命と言っても過言ではない。

修理後のエンジンフィーリングでオーナーもきっと違いに気付くであろう。

 

そして・・・

 

 

オルタネーターケーブル交換後にまさかのオルタネーターが逝った997。

オルタネーターが届いたので作業。

 

 

また再び取り外す。

これは全然いい、ただ何故いきなり死亡したのかが気がかり。

 

 

BOSCHの新品を使うより絶対的に国内製リビルト品を使うべき。

これはもう過去の経験から間違いない。

 

 

サクッと装着。

次回から同じ症状の911が入ってきたら今回の教訓を生かそう。

 

 

交換後のテスト。

完璧だね。

電圧が上がって点火系も元気になったからなのか、すこぶる調子がイイ。

 

まだ外は明るい、交通量も多いので走行テストは夜までお預け。

 

 

またまたBMW 335カブリオレに戻る。

エンジンのオイルパンを取り外しにかかる。

 

だが・・・

後期のLCIモデルからはサブフレームの脱着にフロントバンパーまで脱着が必要でした。

これは予想外・・・

 

カブリオレはボディーの補強箇所が多く、サブフレームがガチガチにボディーと連結されてる。

 

 

バンパーを取り外して補強プレートまで取り外したらあとはいつも通り。

 

 

結局メンバーを取り外せたのは夜になってから・・・

 

 

予想以上に時間がかかってしまった・・・

ただ、こだわって確実に作業しているのでご理解頂きたい。

 

メンバーが降りたからいい時間って事で。

 

 

全ての作業を終えた997を走らせる!

これがまた最高でして・・・

 

クラッチもいいしエンジンもいい。

やっぱりどんな作業もこだわってやるべきですね~

かなりの時間を費やしてしまったことにご理解とご協力を頂いたオーナーさんのおかげです。

 

 

戻ってきて発電量も確認。

これにて完全復活!

 

オーナーさんも喜んで頂けるのでは。

週明けもう一度リフトに上げて最終確認を致します。

 

さぁ~!来週も頑張って働きます。

 

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