本日は昨日のダイジェストです。
バンパーを取付できた段階からスタートです。
各部チェックしながら細かい部分を組んでいきます。
あとはコレ。
ME(エンジンコントロールユニット)にエンジンオイルが浸入していたので清掃と対策を・・・
このエンジンではお馴染みすぎるカムシャフトセンサーを全数交換。
コントロールユニットの端子は綺麗にクリーニング&乾燥。
ハーネス側は特に力を入れて清掃。
その後は定期交換でブレーキフルードをチェンジ。
2年毎に交換していても結構汚れますね。
あとはクーラーコンデンサーも取り外しているのでクーラーガスを真空引きして充填。
ABCオイルもある程度の位置まで充填。
エア抜きとフルード交換はタイヤを付けて着地させえから。
そして・・・
破損して欠けてしまっていたアンダーカバーも交換。
取付。
やっぱりこうじゃないと。
タイヤも付けて着地。
ここでABCフルードを交換。
なんだかんだやって、綺麗になるまで約8L使いました。
ABCフルード交換は診断機で車両をダンスさせながら入れ替えていきます。
まだやる事があります。
作業の〆はメイン&バックアップ(サブ)バッテリー交換。
最近有益な情報を頂きまして・・・
そのお陰でバッテリー交換が怖くなくなりましたw
ということでサクサクいきます。
6年前のバッテリーが積まれていたので今回ようやく入替。
欧州車のバッテリーはこれで決まりなVARTA。
何でも新品は気持ちイイ。
続いて・・・
トランク右側トリムを取り外した瞬間、目に飛び込んできた光景・・・
コレ、マズイよね・・・
FIAMM製のサブバッテリーはドレンが接続できない。
よってドレンがない影響で泡吹くんだろうな~
取り外したらターミナルのボルトも腐ってたw
全部綺麗に磨いて・・・
VARTAのサブバッテリーはドレンもちゃんと接続できるし、ターミナルのボルトナットもセットで付いてくる。
オーナーによるだろうけどこういうクルマにはしっかりとした品質で間違いない品物を入れてあげた方がいいと思う。
これにてバッテリー作業は完了。
ここで動作チェックとエンジン始動、エラーコードの読み取りも全て行った上で内装を戻していく。
内装もクリーニングを行いながら組みます。
せっかく分解するのであれば普段手の入らない場所も綺麗にしておきたいから。
バッテリー交換手順についてはバックアップ電源を接続して交換する派が圧倒的に多いと思いますが自分は一度全ての電源を遮断してクルマの状態をリセットする方がしっくりきます。
有益な情報を教えて頂いた電装のスペシャリストに感謝。
今まで怖かった端子の接続時にバチッと発生するサージが全くなかったね。
そんなこんなで最後の仕上げ。
エンジンルームの汚れをリセット。
日が暮れ交通量も落ち着いてきたタイミングで試乗。
なんというか、静寂さと上質さが桁違い。
MASERATIの感覚が染み付いてるんでこの感じは久しぶりだった・・・
その割にブーストをかけて強めに加速すると暴力的な一面も見せてくれる。
かなり分解して整備したので本調子だったってのもあるかな。
そんなこんなで本日。
ビカビカに洗車してご納車。
今回は車検法定費用も含めて65万!
前回もそれなりにかかってますケド・・・
いつも高額修理を即決で実施して頂いているのでご納車時にはちょっとしたグッズで御礼。
喜んで頂けてよかったです。
いつもありがとうございます。
高いと思うか、安いと思うかはあなた次第です。
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