今日は以前の続きから。
前回作業開始のCLS。
M276エンジンの泣き所を整備。
エンジンコントロールユニットにオイルが溜まってました。
まずはドでかいインマニを降ろす。
硬化していたバキュームホースは新品に交換。
エイのような形をしたインマニは合理的な構造になってます。
まずはオイルがコントロールユニットに回ってしまう原因から。
カムシャフトセンサーのコネクターを取り外した所。
ここからオイルが伝ってきます。
左バンクのインテーク側が特に酷かった・・・
コントロールユニットとハーネスは洗浄、乾燥を繰り返してちょっとずつ良くなってきた。
カムシャフトセンサーを交換したらM276エンジンの泣き所、その2へ。
それはタイミングカバーからのオイル漏れ。
角からジワジワ漏れてきてます。
ここもインマニを取り外すのであれば同時にやっておきたい所。
左バンクのカバーを取り外しました。
エンジン側は綺麗にクリーニング。
その後カバーも綺麗にクリーニングして・・・
ここは液体パッキンなので新しいシールを打つ。
その後取付。
今回はカムソレノイド(カムマグネット)も同時交換。
エンジンコントロールユニットにオイルが伝ってきている車両は絶対交換。
そしたら反対の右バンクへ。
こっちも角からオイル漏れ。
カバーを取り外し。
クリーニング。
NEWシールを打って。
組付け。
これで左右バンク共にリフレッシュできました。
途中は何度かハーネスの状態をチェックしながら洗っておく。
エアブローしたりで極力油分は落としておきたい。
交換部品。
これと更にガスケット類もあります。
その後はインマニを元通りに組付け。
エアフィルターケースも組んだら・・・
一度洗浄中のコントロールユニットも組付けてエンジンをスタートさせる。
問題なくかかりって言うか調子はかなり良くなってます。
twスターでエラーコードも入力されていなかったので再びコントロールユニットを取り外して最後の洗浄&乾燥。
その間にブレーキフルードの交換。
で、完成です。
試乗も行い完治を確認。
あとは納車までの間、少しでも油分を落とす事に尽力する。
K様、ご依頼頂きありがとうございます。
その後は・・・
ただのなんてことないキーレスユニット取付で苦戦中のとある車両を・・・
ハァ・・・重い腰を上げて取り組む。
なんでいつもの配線パターンと違うのか・・・
結局取説にも解説にもなく、今までと全く異なるパターンでした。
こういう時はサーキットテスターを駆使して電源と信号を追い続けるしかないなと・・・
頭の中はごちゃごちゃ状態。
もう訳わかんないから強制的にリレー噛ましたろって思ったけど、粘る事に。
そして追い続ける事数時間・・・
やっとできた~!!!
アラーム&イモビライザー付で、配線図とは全く異なる結線になりましたが無事作動。
要はこういう事だろうな~って考えたのが正解でした。
電気はこれだからやめられない。
諦めちゃダメだって事とまだまだ勉強が足りないって事がよくわかりました
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