今日も慌ただしく作業。
まずは定期点検でお預かりのEクラス S212。
以前から大変お世話になっているオーナー様。
以前オイル漏れとクーラント漏れに悩まされ、不具合が出たらその都度修理をしてきました。
その結果、今回は何かが漏れるという呪縛から解放されてました。
アンダーカバー外した瞬間は嬉しかったね~
当時はオーナーも相当悩まれてましたからね。
やっぱり先送りにしてはいけないんだと改めて思いました。
そして今回は初めて?サクッと消耗品のみの交換でお見積り。
そのまま進めて~とGO頂きました。
いつもありがとうございます。
そして・・・
継続車検の検査時にまさかの左フォグランプが点かなくなってしまったアクティブハイブリッド・・・
こんなタイミングで・・・
今回は何回かスイッチ押したら点灯するようになったので検査はクリアしましたが・・・
なんか気持ち悪いな~と。
このままオーナーにご納車する訳にはいかないので対策をします。
まずね、社外のキセノンキットが組んであるので基本的な所を点検。
しかしこういう時に限って症状が出ない。
高電圧バラストからの配線が綺麗に縛られすぎていて配線疲労を起こしそうだったので対策。
高電圧配線はあまり折り曲げずに、かつ、緩めに縛ってあげる。
そこであることに気付く。
ここのスペース・・・やけに暑い。
そう、左側が点かなくなったのはバラストのオーバーヒートなのでは?と。
だから冷えているときは問題なく点灯するんだなと。
フォグランプ横のダクトは左側だけ塞がれています。
右側はサブラジエター冷却用にしっかり開通しているのに・・・
これで左側だけ症状が出る事にも合点がいく。
ダクトを塞いでいる壁は裏からプラスチック板を差し込んでいるだけなので・・・
キセノンのバラスト冷却用に開通させておいた。
するとどうでしょう、開通後はこのダクトから物凄い熱気がw
やっぱりオーバーヒートっぽいなってことでしばらく様子見。
時間が経っても、何回スイッチしてもしっかり点灯するようになりました。
これは明日オーナーに報告しておこう。
クルマを預かっている立場上、こういうことがあるとちょっと気まずいケド・・・
起きたことはしっかり報告します。
水が直接かぶらない位置にバラストと配線は配置したので大丈夫でしょう。
改めてバラストってすごい熱を持つんだなと、初心に返りました。
このまま壊れないでいてほしい
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