謎のウィルスから解放されつつあるネロスクーデリアです。

 

ご心配と励ましの言葉を下さった皆様、改めて御礼申し上げます。

 

 

12か月点検でお預かりのW204。

 

水温が上がらないから見てくれとご依頼下さいました。

 

その前に。

 

 

基本点検で気になったフロントハブのガタ。

 

 

ハブキャップを開けて内部をチェック。

 

グリス入替してプリロードを再調整。

 

ガタはなくなり仕上げにタイヤを前後ローテしておきました。

 

 

ここからご依頼事項の点検になります。

水温が上がらないのはサーモスタットをまず疑います。

 

 

ちょいと入り組んだ作りになってます。

 

 

サーモスタットを取り外し。

 

 

なんだか様子がおかしい。

向こう側から光が漏れてるぞ・・・

 

 

一回温めてサーモを作動させる。

その後冷やして戻すと・・・

 

 

ああ・・・

内部のパッキンが劣化して浮いちゃってるね・・・

 

 

そんでもって戻りも悪い・・・

 

これはダメなので交換が必要。

 

 

NEWサーモに交換します。

パット見は悪くなさそうなのにね。

 

 

周りを綺麗にして組付け。

 

 

ラジエターロアーホースも水漏れしていたので交換。

この車、過去にロアホース交換したと思うけど・・・

 

もうダメなの?って驚いた。

 

 

エアインテークのパイプも割れて気化したオイルが吹き出してるし・・・

 

 

これも交換です。

 

 

水回りが完了したのでテスト。

しっかり水温が安定するようになりました。

 

今回の不具合って原因がプラスチックというかゴムというか、品質の問題じゃないですか?現代のクルマあるあるでもありますが。

 

しかしこうして見るとボンネット開けて目に飛び込んでくる光景がほぼプラスチックだもんねチーン

 

この感じだとまた数年後には同じことになると思います。

わざと壊れるようにしていると捉えられても仕方ないですね・・・

 

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