今年は暖かくなるのが早く伊豆ではすでに河津桜が咲き、場所によっては葉桜になってしまっている2月の下旬。

2月22日(木)の夜にショップを出発し、2泊3日で伊豆半島のダイビングツアーに向かいました。

 

23日の1:30頃に小田原にあるスーパー銭湯に到着。

まずはゆっくりお風呂につかり疲れを癒していただきました。

 

翌朝は6:30に出発し、この日潜る熱海へ向かいました。

この日はあいにく風がありましたが、船は出せるとの事で1本目は熱海の代名詞でもある「沈船」に潜りました。

沈船は「旭16号」という砂利運搬船で1986年に砂利の積みすぎと老朽化により沈んでしまったと伝えられています。

全長81mと国内の沈船では最大級!

40年近く経った現在は船体にソフトコーラルがびっしりと付き、テンジクダイ系の小魚も多く漁礁として多くの生物の住処になっています。

デッキの上でも水深が25mほどあり砂地まで落ちると40m近く!

海上は結構揺れていましたが水中は穏やか。

アンカーロープが付いている船首を中心にゆっくりと見て回りました。

 

<沈船の船首で記念写真>

 

2本目は沈船の脇にある「ビタガ根」へ!

山のように大きな沢山の根に付いている魚の群れを見に泳ぎました。

中層にはタカベが群れていたり、根の周りにはオレンジ色が綺麗なキンギョハナダイなどがおり癒されたひと時でした。

 

昼食には漁師さんが運営している食堂へ!

海鮮丼や伊豆名産の干物を焼いたものなど、ペコペコのお腹には嬉しいメニューが沢山ありました。

 

2日目&3日目はあいにく風向きが悪く東伊豆では潜れないので西伊豆へ変更!

伊豆半島は風向きによりポイントを柔軟に変更が可能。

せっかくのダイビング旅行で「潜れない!」という事を防げるのも大きな魅力の一つです。

 

2日目は西伊豆一安定している大瀬崎へ!

この時期は透視度が抜群!

タイミングによっては25m以上見えていました♪

1~2本目はマクロが面白い「湾内」で潜りました。

人気のイロカエルアンコウやカンナツノザヤウミウシなどをじっくり観察。

特にカンナツノザヤウミウシは深場のあちこちに点在しているらしく、人気の被写体の1つになっていました。

3本目はキンギョハナダイが無数に群れている「先端」へ!

こちらも透視度抜群でボーっと泳いでいるだけでも気持ち良い海。

あっという間に時間が過ぎていました。

 

<イロカエンアンコウの赤ちゃん>

 

<黄色が可愛いカンナツノザヤウミウシ>

 

<綺麗なソフトコーラルに付いているオルトマンワラエビ>

 

<鳥居の前で記念写真♪>

 

3日目は洞窟もある黄金崎へ!

初日に洞窟ポイントにも行く予定でしたが、あいにくの海況で行けなかったため黄金崎でリベンジ!

1本目に無事洞窟に行くことが出来ました。

洞窟内から外を振り返った時に差し込む光が幻想的でした♪

2本目はのんびりマクロ。

タツノオトシゴの最大種オオウミウマがいるとの事で探しに行きました。

まだ子どもでしたが無事に発見!

初めてみるゲストは興味深々でした。(笑)

 

<黄金崎の名所の1つ洞窟>

 

<成長中のクマドリカエルアンコウ>

 

<オオウミウマの子ども>

 

今回のお宿は「温泉好きの宿 大東館」さんへ!

こちらのお宿は3種類の個室風呂があり、空いていれば貸し切り可能。

もちろん大浴場もあるので時間があれば自由にお風呂を楽しめるのも魅力です。

 

終わってみればあっという間の3日間!

安定しない風向きに悩まされましたが、日替わりで伊豆の海を堪能する事が出来ました。

ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。