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美容ドクターはたです。
今日は、片側の眉毛の挙上を試みました。
以前事故で、右眉が上がらなくなり、一度
形成外科で髪の生え際でリフトしてもらったと
言う方がお見えになりました。
ここ最近また眉が下がってきたようで気になる
とのことです。
OPE前正面です。
確かに右の眉山の部分が下がって、水平に
なってらっしゃいます。
若干眉間近くも下に下りているようですが、
とにかく目尻だけ上げて欲しいとの依頼です。
OPE直後正面です。
ほぼ左右高さは近くなって、差が目立たなく
なっています。
OPE前斜めです。
こめかみのやや上部に前医の傷が見られます。
OPE直後斜めです。
同じ場所をカットして、傷を増やさずに
引き上げられました。
方向も高さも、丁度良いところに傷があった
わけですね。
普段は前髪を下ろされていらっしゃるそうなので
傷は気になさらないとの事でした。
今回のOPEは、以前に執刀なされたドクター
に感謝しなくてはならないと、しみじみ感じました。
デザイン中に後ろから肩を叩いて、「ほら、そこを
その傷の通りに切ればいいんだよ」と、耳元で
囁かれているかのようです。
先代の美容外科のパイオニアたちは、どのような
試行錯誤や困難を乗り越えて僕らにその英知を
蓄積し残してくれたんだろうと、ふと感慨に耽りました。
よくあることですが、新しい施術方法を考え、
編み出したんじゃないかと、得意げになってしまっても
落ち着いて調べてみると、以前に行われていたという
ことがあります。
アインシュタインくらいの天才でもなければ、我々
普通の人間の考えることは似通っていることが多い
のではないでしょうか?
もちろん、日々の診療の中で、発明というほどのもの
でなく、創意工夫は常に意識してやっています。
少しでも、先人の発想力に近づけるよう毎日、
頭を働かせながら治療して行きたいものです。
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