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こんにちわ。ドクターはたです。
今日は血液さらさらの巻きです。
先日、ねぎばかりのお店で、深谷ねぎの黒焼き
を食してきました。
なぜねぎばかりのお店かと言いますと、
お店の食育のポリシーが、しっかりしていて
ただいろんな産地のねぎを並べるのではなく、
健康の為なるべく沢山食べて欲しいからだそうです。
ねぎには、アリシンという臭い成分が含まれ
ています。
これは、ねぎの白い部分に多いので深谷ねぎ
には特に豊富です。
アリシンは豚肉などに含まれるVit.B1と結合して
体内に取り込まれやすくなります。
そして、Vit.B1は肝臓や筋肉に貯蔵してある
グリコーゲンをブドウ糖に分解する酵素になくては
ならないものです。
ブドウ糖は、人のエネルギーの源ですから
これを早く生産してくれるアリシンは疲労回復
に大変効き目があるわけです。
そういえば、ぶたみそには必ずと言っていいほど
ぎざみねぎが入っていますよね。
これって偶然じゃなくて、長年の日本人
(あるいは東アジア人?)の知恵ではないかな
と思います。
さらに、この黒焼きのすごいところがもうひとつ
隠されています。
それは、中身が油と一緒にゆっくり比較的
低温で焼かれているところに秘密があります。
この焼き方だと、アリシンが、血栓予防や抗癌作用
のある無臭のアホエンという物質に変化するのです。
もう、そんなこと聞いてしまうと毎日食べて、
かえって偏食といわれてしまいそうです。
実に食材と調理の関係は絶妙で、人の英知を
感じずにはいられません。
最近かぼちゃにもはまっていて、そのきっかけが
抗酸化物の代表選手のVit.Eの前躯体が含まれ
てんぷらなどの油分と摂ると、Eは脂溶性ビタミン
なので大変よく吸収されると気づいたからです。
全くもって、知らなかったとはいえかぼちゃさん
ごめんなさいです。
もっと美、食、医について沢山知りたいです。
そしてみなさんにも少しでもお役に立てて、
一緒に若く健康で美しくあって欲しいです。
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