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こんにちわ。ドクターはたです。
いよいよ、実際の音声外科手術について御
説明いたしますね。
まずは、声を高くする方法です。
ほんとに、そんなことができるのでしょうか?
答えは、もちろん確実にしかも狙った高さ
にドンピシャでかえられます。
では、いったいどうやって?
原理はいたってシンプルです。
ギターやバイオリンのチューニングと同じなんです。
弦(声帯にあたる)を引っ張ると音は高くなります。
要は、声帯を引っ張る手術をするのです。
下の図をご覧ください。
声帯は甲状軟骨の筒にかこまれた、
弦の格好をしてましたよね。
みなさん思い出されましたか?
忘れられた方は一昨日の記事をチェックしてくださいね。
この甲状軟骨を前に引っ張ります。
もっと正確に言いますと、直ぐ下の輪状軟骨
と縫い合わせて近づけるのです。
すると甲状軟骨は前やや下方に引き伸ばされ
筒が、前後に伸びて中の声帯も引っ張られ
あたかもチューニングで絞めていくように緊張
が高まります。
すると当然声帯(弦)は周波数が高くなり高音
が出せるというわけです。
私もこのお話を初めて聞いたときびっくりして
カルチャーショックを受けました。
また基本は声帯を一切触らないでOPE
します。
というのも、声帯を触れると声色そのものが
変わってしまう恐れがあるからです。
ですから手術後、別の人の声になることは、
ありえません。
更に術中ご本人が声を出だして
希望の周波数に合わせられるのに、二度
びっくりしました。
声を高くする方法おわかりになりましたでしょうか?
次回またつづきます。
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