ジャパンラグビーリーグワン2023-24
プレーオフトーナメント 決勝
埼玉パナソニック 東芝ブレイブ
ワイルドナイツ 20-24 ルーパス東京
国立競技場
ブレイブルーパス、14季ぶりの優勝
最後までわからないハラハラドキドキの試合
5万6千人を超える観客の歓声の迫力がテレビで観ていても伝わってきました
ペナルティーゴールで得点してしのぐディンフェンス、終盤に逆転というワイルドナイツらしい試合にも思えましたが、ブレイブルーパスの気合いがすごかったです
両チームとも全員が全力を尽くした試合で、中でもWK⑪コロインベテ選手とBL⑭ナイカブラ選手が普段のリーグ戦よりさらに1段も2段もギアを上げてきた印象でした
プレーヤーオブザマッチはブレイブルーパス⑭ジョネ・ナイカブラ選手
大事なところで2トライを決めて、それ以外にも何度もボールを前に運んでチャンスメイクしていました
前半38分からの⑪コロインベテ選手のシンビンがなかったら試合展開ももう少し変わっていたかもしれません。もったいないペナルティーでした
後半18分、ノックオンさせるBL⑥フリゼル選手のタックル、カッコ良かったです
後半24分のWK⑥ガンター選手のトライ、カッコ良かったです
後半40分、HOにWK(16)堀江選手、SHに(21)内田選手がいたラストスクラムもこの試合のハイライトの一つでした
「ファーストスクラム」はよく使う言葉ですが、「ラストスクラム」は初めて使いました。それだけ印象深いシーンでした。
堀江選手、内田選手、お疲れさまでした
堀江選手の試合後のインタビュー、「生まれ変わってももうラグビーはしません」という言葉。それだけやり切ったと言えるってすごいことです。本当に尊敬します
2023-24シーズンのMVPはBL⑩モウンガ選手でしょうか
ラグビーは一人でするものではありませんが、⑩モウンガ選手の存在感は素晴らしく、⑩モウンガ選手がいなかったらこの優勝はなかったと思います
賢くて冷静で穏やかで、プレーを観ていてもインタビューを聞いていても、人柄の良さがわかります
トップリーグ時代、何度も王者に輝いたブレイブルーパスですが、最後の優勝が2009-10シーズンでした。
そのときの決勝の相手もワイルドナイツ(当時はサンヨー)。
私は秩父宮ラグビー場で観戦しました
ペナルティーゴール2本のみで6-0で勝利した試合。まだラグビーを観始めて2、3年だった私は、ロースコアなのにこんなに面白いのか、と感動したのを覚えています
この年リーチ選手は大学生だったので、今のブレイブルーパスの現役選手には優勝を経験した選手はいません。
長かった・・・。
今日のような素晴らしい試合を日本のリーグで観られるなんて、本当に幸せです