昨日は国立競技場で早明戦を観戦
ただ、“魂のぶつかり合い”という試合には感じなかったような・・・
早慶戦はお互いの力を出し切った“魂のぶつかり合い”だと思いましたが、昨日の試合は両チームとももうちょっとディフェンスで粘ってほしかったかなぁというのが正直な感想です
前半5分に明治が先制して、その後も早稲田はペナルティーでリズムに乗れないまま時間が過ぎていって・・・前半は3-27で折り返し。
ラインアウトからモールのサイドをつかれて連続でトライを取られたのは痛かったです
1本目は仕方ないとしても同じ取られ方は観ていてショックが大きかったです
早稲田はこんなもんじゃない後半きっとやってくれる
と信じていましたが、後半はじめも流れは変わらず、レフリーにもフィットできず、後半21分で3-41と38点差
それでも早稲田はリザーブメンバーが出てきてそれぞれ最初から全力プレー流が少しずつ変わります
対照的に明治は後半15分過ぎから足をつる選手が何人も出てきて、早稲田が反撃開始
後半27分⑪矢崎選手、30分②佐藤選手、34分⑤池本選手、36分⑮伊藤主将、39分②佐藤選手がトライを決め、⑫野中選手も次々とゴール成功
38-46の8点差まで追い上げます。
そして、「ロスタイム7分です」のアナウンス
逆転できるぞーっと思った矢先、明治が2トライ
早稲田大学 38―58 明治大学
なぜあんなにタックルで倒したり止めることができなかったのか細かいことは私にはわかりませんが、フィジカルで負けていた感じはしなかったので、大学選手権でもう一度対戦するときは早稲田がしっかり修正してくれると信じています
スクラムは良かったです
モストインプレッシブプレーヤーの⑪矢崎由高選手は、自身のトライ以外のトライにもほとんど関わっていて、後半は⑪矢崎選手がボールを持っただけでスタンドが沸くくらいでした
どんなに点差をつけられても逆転を信じて、トライ後すぐにボールをキッカーの⑫野中選手に渡してダッシュで自陣へ戻り、明治のトライの後のキックでは全力ダッシュでチャージ。
ラストイヤーなのって思う程、全身全霊でプレーしていて感動しました
同じく一年生の⑧松波選手も躍動していました
大学選手権での再戦は、お互いに勝ち進まないと実現しません。
早稲田は12月17日(日)法政大学(関東リーグ3位)に勝って、12月23日(土)京都産業大学(関西リーグ1位)に勝たないといけません。
トーナメントなので先を見ず、一つ一つしっかり戦ってほしいです
昨日は早慶戦以上にたくさんのOBの方々をお見かけしてドキドキ
あと、試合後会場で流れていた両チームの3年生が作ったVTRも感動しました
早稲田が勝つのが一番ですが、負けてしまっても早稲田の試合を生観戦できるのはやっぱり幸せなことです
選手のみなさんはまた仕切り直して、怪我をしている選手は少しでも回復するよう祈っています
昨日の試合中、担架で運ばれて心配していた⑦永嶋副将は試合後の整列には参加していたので、大事にはいたらなかったのかなと少し安心しました
大学選手権は準々決勝と決勝を観戦予定です
早稲田の『荒ぶる』を信じています