実は父が新型コロナウイルスに感染して入院していました
7月31日(日) 夕飯
いつも完食するのに半分くらい残したので、「どこか具合悪いの?」と聞いても首を横に振る父。
念のため体温をはかると37.5℃
「どこか痛いとか、辛いとかある?」と聞いても「ない」と答える父。
父はもともと口数が少なく特に「痛い」とか「辛い」とか言わないタイプな上に、認知症と脳梗塞でますます喋らなくなったので、こちらが様子をよく観察して気づかないと病気を発見できません。
発熱だけでなく唇が青くなっていたのと行動全てがいつもと違ったので、病院で夜勤中の妹に相談して、とりあえず翌朝まで様子を見ようということになりました。
でも、ベッドに寝かせるのも私一人の介助ではとても大変なくらい体を動かせない状態でした。
8月1日(月) 早朝
検温すると37.5℃。
すぐに病院の救急外来に電話をかけて診てもらえることになりました。
夜よりもっと動けなくなっていて、夜中に仕事から帰って来て寝たばかりのダンナさんを起こして二人がかりで父を車に乗せました。
病院に着くと、車に乗ったままPCR検査。そのまま30分近く待って「陽性」
しかも血中酸素濃度が低かったそうで、肺炎の疑いで即入院となりました。
「ご家族みなさん濃厚接触者となりますので。」と看護師さんに言われ、入院について特に何の説明のないまま帰るよう指示されました。
帰宅すると病院から電話があって、病状と入院についての説明がありました
新型コロナウイルス中等症で、肺炎は入口くらいということでした。
入院の荷物は父と一緒に住んでいない人が持って行かないといけないので、近くに住む親せきに頼んで届けてもらいました
ダンナさんも私も妹も感染リスクが高い仕事なので、高齢で糖尿病の持病がある父が感染すると大変だと思って、私たちは家でもマスクをして、食事も一人一人プレートに盛って食べていました。
それなのに私たち3人は陰性で父が陽性・・・本当に感染経路不明です
父が通うデイサービスでも感染第1号。スタッフの皆さんも検査を受けて陰性だったそうです。
私は予約が入っていたお客様すべてに連絡して、8月1日から7日まで営業停止
保健所からの電話で、発熱など症状がなければ必要なものは買いに出てもいいと言われましたが、極力出かけないようにしました
社会人になってからこんなに長い連休は初めてでした
しかもどこかへ遊びに行ったりできないので、家の大掃除をしました。
キッチン、1階と2階のトイレ、浴室、計4箇所の換気扇を掃除、クローゼットの整理、庭の草取りを完了
読書もできたので、先週ブログに感想を書きました
8月8日から営業再開
どんどん予約を入れてくださって感謝の気持ちでいっぱいです
そして今日、8月11日、父が無事退院しました
ずいぶん痩せた印象だったので、体重計にのってもらうと10日間で3kg減筋肉が落ちました
歩くスピードがものすごく遅くなって、オードリーの春日かと思う程です
でも、一番心配していた認知症の進行はあまり入院前と変わっていなくて、一安心
脳に少しでも刺激があるように、入院中ずっとテレビをつけておいてほしいと看護師さんにお願いしていたのが良かったのかもしれません
8月上旬はかなりイレギュラーな生活でしたが、やっと普通に戻れそうです。
普通が一番
お盆休みなく営業です