1月30日(日) 12:00
リコーブラックラムズ東京 33-36 東京サントリーサンゴリアス
秩父宮ラグビー場
第1節、2節と圧倒的な攻撃力を見せた東京SG。今シーズン全勝かなと思っていました。
ところが・・・
BR東京7-17東京SGで迎えた前半35分、東京SG⑧タタフ選手がラックの選手に危険なタックルをしてレッドカード
東京SGは力強い突破で何度もトライチャンスを作っていた⑧タタフ選手と失うとともに、残り45分間1人少ない14人で戦わなくてはならなくなりました
そして38分、40分と東京BRが連続トライを決めて前半は21-17と東京BRがリードして折り返します。
後半、東京SG⑱垣永選手が入ります
さすがに14人ではきついかなと思っていましたが、後半2分、7分と東京SGが連続トライ
14分に東京BRがトライを決めて26-29と東京SGがわずか3点リードのまま、東京BRがSG陣内深くまで攻めては東京SGディフェンスがなんとか凌ぐという展開で、両チーム無得点の時間が続きます。
でも、東京SGは14人で守る中でペナルティーが多く少しずつピンチになっていって、後半35分、SG陣内深くで東京BRのラインアウトからの攻撃→ゴールライン間際のラックサイドをBR⑦松橋選手がついてトライ逆転
試合の流れも逆転した時間帯も取るべき人が取ったことも、これは東京BRの勝利かも、東京SGはどうやってトライを取ると考えていました。取るなら速いパスでディフェンスを崩してBK勝負かなぁ
とも。
逆転トライの直後、BR陣内深くで東京BR⑩ルーカス選手のキックを東京SG(17)祝原選手がチャージ跳ね返ったボールがそのまま(17)祝原選手の手の中に・・・トライ
逆転
まさに値千金でした
残り2分、やはりペナルティーの多い東京SG。
終了間際、SG陣内深くで東京BRのラインアウト。モールを形成しようとしたときにノックオン。
このスクラムを東京SGがマイボールキープできれば試合終了ですが、FWが1人足りないので東京BRにもまだ逆転のチャンスは残されていました。それまで7人でスクラムを組んでいた東京SGは、FLに(23)村田選手を入れて8人でこらえて、東京BRのペナルティーノーサイド
この状況でも勝つ東京SG、さすがです
プレーヤー・オブ・ザ・マッチは東京サントリーサンゴリアス⑦ショーン・マクマーン選手
ハンドオフをしながらの先制トライもカッコ良かったですし、⑧タタフ選手が退場してから⑦マクマーン選手が3人いるんじゃないかと思う程の動きでした
今日の東京SGのゲームキャプテンは3年目の⑨齋藤直人選手
1人少なくなったとはいえ連勝を止めるわけにはいかなかったでしょう。80分間チームを鼓舞して、ノーサイドの瞬間安心したような笑顔でした
後半はじめに東京③垣永真之介選手が入って、東京BR①千葉太一選手とスクラムでトイメンメンバーを見たときからこの対決を楽しみにしていたので実現して嬉しかったです
東京SG⑭中靍隆彰選手も80分間よく走りました⑨齋藤選手がラックの中に入ってしまったときにはSHのようにダイビングパスでパスアウト
昨シーズン出場のなかった(23)村田大志選手も久しぶりに観られて嬉しかったです強いタックルも、慣れないFLもやってのける器用さも健在
東京BRにとっては本当に悔しい結果だったと思います
気持ち切り替えてまた次節から良いアタックを続けてほしいです