早稲田大学OB・元監督の日比野弘さんの訃報に際して、早稲田大学ラグビー部大田尾竜彦監督のインタビュー記事がありました。

 

日比野さんが早大監督を務めた最後の年、1999年夏、佐賀工業3年生だった大田尾さん。日比野さんが九州まで行って早稲田に誘ったそうです。「誘いがなければ自分は今、ここにはいませんでした」ラグビー

 

SNSで「日比野さんに本当にお世話になった」「日比野さんがいなけれが今の自分はない」とおっしゃる方が本当にたくさんいらっしゃって、そのコメントを読んでいるだけで日比野さんのお人柄がわかりますキラキラ

私は遠目にお見掛けしたことがあるくらいで、あとはインタビュー記事などから感じていたのはすごく早稲田ラグビー愛が強く深い方ということドキドキ

 

大田尾監督が印象に残っているのは「人間力が大事」という言葉キラキラ

1998年の早慶戦、試合直前のウォーミングアップ中、主力選手がテーピングカッターを1年生から受け取って「ありがとう」と言って丁寧に返したのを見て、今日は勝てると当時日比野監督は確信したそうです。

当たり前のことが当たり前にできる人間力。

そして、大田尾監督は「早慶戦、早明戦と、いい試合をして勝つことが恩返し」とおっしゃっていますグッド!

 

そしてもう一つ。

ニュージーランド代表でトップリーグのNTTドコモでプレーしたTJペレナラ選手の言葉。

「フィールドでの功績よりも、どんな人間であるか」

試合前に行う『ハカ』の歴代リーダーに共通しているのは、グループにおける「マナ」。この「マナ」とは、勇気や知恵を持った者に宿るとされる、人やモノをひきつける神秘的な力だそうです。

なので、「ラグビーのスキル以上に性格や人格だ大事。特にフィールド外でのふるまいが重要。」

「人にどう接しているか、家族を大切にしているか、両親や奥さん、子どもとどう接しているか。そこに一番のリスペクトが置かれている。」

 

同じ日に日比野さんごペレナラ選手の記事を読んで、どちらも『人間力』という言葉が私の心に深く刻み込まれましたキラキラ

仕事柄、今までたくさんの指導者の方々と出会ってきました。素晴らしい指導者はみなさん、オンフィールドだけでなくオフフィールドも大切にしています。

スポーツの世界だけでなく、私にとっても大事なことなので、しっかり心に留めておきたいと思います。