約1ヶ月ぶりの連載『ラグビーの思い出』です
今日は2010年11月、12月の早稲田大学の対抗戦を振り返ります
2010年11月3日(水・祝)
対抗戦
早稲田大学 33 - 14 帝京大学
秩父宮ラグビー場
前半7-7から、後半4トライ
アタックもディンフェンスも⑫坂井克行選手(4年)・⑬村田大志選手(4年)の両CTBが大活躍
⑨榎本光祐選手(4年)が後半始まったばかりで負傷し、(20)西橋勇人選手(2年)がアカクロデビュー
試合後、⑨榎本選手が足をひきずりながら(20)西橋選手に抱きついたのが印象的でした
この日、会場ではレフリーの麻生さんの息子さんの心臓移植のための募金が行われていました。
辻監督もOBの選手の皆さんも募金箱を持って立っていて、ほぼ全員に募金してまわりました。早稲田を卒業してNECに所属していたPR瀧澤直選手とFL権丈太郎選手ともお話できました
ちなみにこの日、秩父宮ラグビー場のお隣の神宮球場で早稲田大学の試合が行われていて、斎藤佑樹選手が登板試合前からものすごい行列でした。
11月7日(日)
ジュニア選手権
早稲田大学B 19-38 帝京大学B
上井草グラウンド
ラックになればターンオーバーされ、タックルしてもどんどん前に出てこられる
グラウンドからはほとんど帝京の選手の声しか聞こえず、後半はスタンドもシーンとしていました
戦術や技術ではないところで負けていた気がします。
⑧金正奎選手(1年)だけが孤軍奮闘タックル、ジャッカル、声、勝ちたい気持ちが伝わってくるプレーでした
それなのに(それだから?)、ノーサイドの瞬間、金選手だけが泣きじゃくっていて、私ももらい泣き
この敗戦で、早稲田Bは入れ替え戦へ・・・11月27日、立正大学Bに74-7で勝利し、残留をきめました。
この日上井草では、ジュニア選手権だけでなくDチームとCチームの試合も行われました。
早稲田大学D 21 - 21 帝京大学D
早稲田大学C 7 - 55 帝京大学C
Bチームの試合で泣きじゃくった後、金選手がCチームの試合で担架係をしていてますますファンになりました
なんだか昨日と今日、2日連続で金選手特集みたいになりました
11月23日(火・祝)
早慶戦
早稲田大学 8 - 10 慶應義塾大学
秩父宮ラグビー場
早稲田、負けました
慶應のタックル、ブレイクダウン、ディフェンスに負けました
早稲田が良いアタックをしても、慶應は最後の最後まで諦めずにタックルして、トライさせてもらえませんでした。
早慶戦、10年ぶりの敗戦
12月5日(日)
早明戦
早稲田大学 31 - 15 明治大学
国立競技場
ペナルティーのとき何度もスクラムを選ぶ明治に、1・2年生1列目の早稲田が耐え抜いて、感動しました
『前へ』に真っ向勝負
体も心も強いFWと速くて決定力抜群のBK
この勝利で、早稲田大学が対抗戦1位に(早稲田、明治、慶應が6勝1敗で並んで得失点差)
早明戦の早稲田大学メンバー
( )は学年
①上田竜太郎(2) ②伊藤平一郎(2) ③垣永真之介(1)
④岩井哲史(4) ⑤中田英里(4)
⑥中村拓樹(4) ⑦山下昂大(3)
⑧有田隆平(4)
⑨西橋勇人(2)
⑩山中亮平(4)
⑫坂井克行(4) ⑬村田大志(4)
⑪中濱寛造(4) ⑭中靍隆彰(2)
⑮井口剛志(3)
16.須藤拓輝(1) 17.横山大祐(3) 18.芦屋勇帆(1)
19.金正奎(1) 20.西田剛(4) 21.田邊秀樹(4)
22.飯田貴也(4)
振り返ってみると、④岩井選手、(17)横山選手、(20)西田選手以外、22名中19名が卒業後トップリーガーすごい
(20)西田選手は主務も務めながらのメンバー入りでした
試合後、スタンドにいた私と妹に気づいて挨拶してくださったお二人
NO8有田隆平主将
HO伊藤平一郎選手
つづく