12月6日(日)に行われた早明戦の録画を観ました
早稲田が勝った試合の録画は何度でも観ていますが、負けた試合を観ることはほとんどない・・・というより初めてかもしれません。
私はチーム関係者ではないので、試合を観返して反省点や修正点を確認する必要はなく、ただ、選手の良いプレーが観たくてもう一度観てみました
でも、最後まで観て、明治の強さを再認識することになって観ない方が良かったようななんて気持ちになりました。
今年の対抗戦初戦を観たとき、早稲田の選手の体がものすごく大きくなっていることに驚きました。でも、見慣れたのか、明治の方が大きかったのか、厳しい練習で少し絞られたのか、この試合の入場シーンでは早稲田の選手の体の大きさをあまり感じませんでした。
キックオフ直前の両チームの円陣で、スタンドからの大きな拍手に鳥肌がたちました
前半1分、明治陣内22mライン過ぎで早稲田のラインアウト→スローインが乱れ→ラック→明治⑧箸本主将のタックルでターンオーバー。
2分~4分、早稲田が攻め続けますが、明治の前に出るディフェンスででなかなか前にボールを運べまず、最後はノットリリースザボール
7分、明治が連続攻撃で少しずつ前に出て、明治⑭石川選手がインゴールまでボールを運びますが、早稲田⑥相良選手と⑭槇選手のタックルでノックオン
12分、明治陣内10mラインで早稲田のラインアウト→スローインが乱れ明治が攻めます。
13分、明治⑨飯沼選手がボールを持ってゴールラインを越えますが、早稲田⑨小西選手と⑮河瀬選手がからんでトライを阻止
→早稲田陣内ゴールラインから5m手前で明治のスクラム→パスとラックを数回繰り返して
→15分、明治⑧箸本主将のトライ。
0-7
18分、明治⑧箸本主将がハーフウェーから早稲田陣内10mライン過ぎまで突破→⑦繁松選手が22mライン過ぎまで突破→⑭石川選手のトライ。
0-14
21分、早稲田陣内10mラインでのスクラムで早稲田がペナルティー
→23分、早稲田陣内ゴールラインから7・8m手までで明治のラインアウト→モール→明治②田森選手のモールトライ。
0-21
26分、29分と明治陣内深くで早稲田のラインアウトがありましたが、ノットストレート、スローインが乱れてFWがキャッチできず、どちらもチャンスを活かすことができませんでした。
30分、明治陣内10mラインと22mラインの間・右サイドで早稲田のラインアウト→⑧丸尾主将→BKで左へ展開→⑥相良選手の突破→⑨小西選手→⑩吉村選手→⑬長田選手が左サイドでタッチに出されてトライならず。
34分、早稲田がテンポよくパスを繋いで攻め、⑪古賀選手が左サイドをゴールラインまであと2mくらいまで走って、明治⑮雲山選手のタックルでタッチへ。
38分、明治陣内22mライン中央で明治のペナルティー→⑨小西選手がタップキックでクイックリスタート→⑥相良選手→ラック→⑨小西選手→⑩吉村選手→⑥相良選手→ラック→⑨小西選手がパスダミーして前へ→③小林選手がゴール下へトライ
前半 早稲田大 7-21 明治大
前半最後の1トライで、後半いけると期待していましたが・・・
後半1分、明治⑪石田選手の突破などで明治が攻め、⑥福田選手がインゴールへボールを運びますが、早稲田⑭槇選手のタックルでノックオン
2分、早稲田陣内22mライン過ぎで明治のラインアウト→⑬児玉選手の突破→早稲田陣内深くで明治のラック数回→早稲田⑦田村選手がボールを奪ってターンオーバー
10分、早稲田陣内ゴールラインから5m手前で明治のラインアウト→モール→早稲田がコラプシングのペナルティー。
→12分、早稲田陣内深く右サイドで明治のラインアウト→モール→ラック→左へ展開→明治(22)齊藤選手が左サイドでトライ。
7-26
後半23分、明治陣内10mラインで早稲田のラインアウト→スローインが乱れて明治ボールとなりますが、明治がノックオン。
→24分、明治陣内22mライン手前で早稲田のスクラム→⑧丸尾主将→⑩吉村選手→⑪古賀選手→22mライン過ぎでラック数回→⑥相良選手が前に出てゴールラインから5m手前へ。
→26分、ラックから⑨小西選手がバスダミーをしてトライ
14-26
12点差となり、早稲田の反撃開始かと思ったら、
34分、ハーフウェーラインより少し明治陣内で早稲田のラインアウト→ノットストレート。
→スクラムで早稲田が連続ペナルティー。ボールを動かして追いつきたかったのに、3分間もスクラムに費やしてしまいました
39分、早稲田陣内22mライン中央で早稲田のノットロールアウェイ→明治⑩森選手ペナルティーゴール成功。
14-26
42分、明治⑬児玉選手の突破などで明治が攻め、⑪石田選手がトライ。
早稲田大学 7 - 34 明治大学
明治にペナルティーがあっても、ラインアウトで早稲田がミス。
明治にノックオンがあっても、スクラムで早稲田がペナルティー。
明治のミスやペナルティーが全然早稲田のチャンスにはなりませんでした。明治はミスしても痛くもかゆくもなかったと思います。
スクラムは佐藤コーチと権丈コーチが鍛え直してくれるでしょう
ラインアウトは須藤コーチが修正してくれるでしょう
⑦村田選手や(22)伊藤選手のノックオンがありましたが、1年生のミスはOKそれを上級生がカバーすればいいんです。積極的に果敢にプレーしてほしいです
一つ気になったのは、後半の⑨小西選手のトライの後。ボールを放り投げて喜びを表していましたが、逆転のトライでも勝利を決めるトライでもないのに、ボールを投げてしまうのはよくないかなぁと思いました。すぐにキッカーの⑩吉村選手にボールを渡して、少しでも早く次の反撃に備えないと。
マン・オブ・ザ・マッチは明治大学⑧箸本龍雅主将納得です。アタックにディフェンスに大活躍でした
私にとっては早稲田大学⑥相良昌彦選手がマン・オブ・ザ・マッチ相良選手のプレーが観たくて負けた試合でも観返しました
昨年の早明戦は7-36。
そこから立て直して大学選手権決勝は45-35。
今年の早明戦の方が昨年より両チームの力の差は少ないかなぁという印象ですが、明治がものすごく強いので、この差を埋めて逆転するには昨年より大変かもしれません。
でも、信じています