今日は新潟アルビレックスBCのサポーター感謝デーでした
会場は長岡市みしま体育館で、12:00開場でした
私は整骨院の午前診療が終わってから会場へ向かったので、閉会式直前にやっと着きました。
例年だと様々なイベントがありますが、今年は新型コロナウイルス感染対策のため、時間もイベントも縮小されたサポーター感謝デーとなりました。
でも、選手にサインや写真をお願いしたり、直接差し入れを渡したりすることができたので、短い時間でもサポーターの皆様に素敵な時間をお過ごしいただけたのではないでしょうか
いつものシーズンなら試合後直接選手とお話しできて、それがBCリーグの良さでもあるのですが、今シーズンはウイルス感染対策のために選手とサポーターの皆様が触れ合える機会がシーズン中は全然ありませんでした。
だから今日は会場で選手とサポーターの皆様が入り混じった久しぶりの光景を見ることができました
閉会式では社長、監督、コーチ、選手が並んで、退団選手が一人ずつ列の前に出て挨拶をしました。
今シーズンチームを離れる選手は7名。
みんな例年の退団選手より長く、力強い言葉で挨拶していたと思います。
(51)菊地悠人選手が涙
(32)楠本歩選手も途中言葉を詰まらせ
⑧足立尚也選手も涙涙
その後の首脳陣挨拶では、②稲葉大樹コーチ兼任内野手ももらい泣き
みんなのアルビ愛を感じました
イベント終了後、池田社長に今シーズンのお礼を伝えて、「本当に最後まで試合をやれて良かった。」と二人でほっと胸をなでおろしました。
新型コロナウイルス感染拡大により、リーグが開幕できるかどうかもわからず、予定より1ヶ月以上遅れて開幕して、はじめは無観客。無事シーズンを終了できて本当に良かったです
10連敗などいろいろありましたが、私は今シーズンのチームが大好きでした
開幕前、私はこのブログで「今年は10敗くらいしかしない」と予想していましたが、実現せず・・・
来年こそ、常勝アルビレックスになってくれると思います
~退団選手~
2年目の(25)山崎智也投手。
ルーキーシーズンは肘の故障でなかなか投げられず、今年は肘の痛みはなかったもののなかなか満足のいくピッチングができませんでした。
昨年のキャンプ直前、山崎投手に初めて会ったとき磐田市出身なのにヤマハスタジアムでサッカーもラグビーも観たことがないと言っていました。
今日私が「ヤマハスタジアム行くときは連絡するから」と言うと「迎えに行きます」と言っていたので、ラグビーを一緒に観てくれるのかなぁ
3年目の⑪木原田崇俊投手。
1年目はシーズンはじめに肩を壊して地元に帰って1年リハビリをして2年目に帰って来てくれました。
2年目3年目は週に何度もケアに来てくれて、野球のこと、野球以外のこと、たくさん話しました
3年目の(24)小野竜世投手(左)と(51)菊地悠人選手。
1・2年目はよくケアを受けていた二人。3年目は自己管理がしっかりできるようになって、私が助けることも少なくなっていました
真面目でちゃんと節制できる二人なので、野球以外の世界でもしっかり活躍してくれるはずです
4年目の(32)楠本歩選手。
2・3年目にはキャプテンも務めた楠本選手。毎日少しでも野球が上手くなりたいと努力していまいた
筑波大学時代、ラグビーのパナソニックSO山沢拓也選手と同級生で同じバイトをしていたということで、ラグビーの話でも盛り上がりました。
退団が公式発表される前に電話をくれて、彼の強い意志を聞いて本当に応援したくなりました
さらに良い経験をして、さらにいい男になるでしょう
6年目の⑱前川哲投手。
私もアルビに携わるようになって6年目なので、同期です。
18歳から24歳まで、人はこんなに成長するのかと感心させてくれた選手
ルーキーの前川投手しか知らずに退団していった先輩たちは、今の姿を見たら驚くと思います。体も大きくなって、直球も早くなって、一人の人間としても大きく成長しました
柏崎市出身で、県内どこでもそうですが特に地元佐藤池球場で試合があるときは、スタンドからの声援がすごかったです。
今シーズンはドラフト候補として新聞やネットニュースに度々取り上げられプレッシャーもあったと思います。そしてドラフトでは指名されず、悔しさは計り知れません
でも、いつも前向きな前川投手はやり切った様子で清々しかったです
10年目の⑧足立尚也選手。
初めて足立選手に会ったのは、私がアルビに携わる1年前、整骨院に治療に来たときでした。
それから、試合中救急車で運ばれたり、手術、入院したり、試合に出ていてもいつもどこか痛かったり何か体調が悪かったりして、話すことも多かったです。
眼窩底骨折、鼻骨骨折の大怪我から復活しましたし、他の選手なら休みそうな痛みでも休まないし、いつも気にかけておかないと無理し過ぎる選手でした
チーム1番の②稲葉コーチ兼任内野手の次、チームで2番目に野球が大好きな選手
優しくて後輩から慕われ、後輩にいじられ、サポーターの皆様に愛された選手
私ははじめからとっても話しやすく、なんでも気軽に話してくれていた印象ですが、実は自他ともに認める人見知りらしいです
最終戦の前にすでに退団が決まっていて、直接伝えてくれました。
最終戦の最終打席のセカンドゴロは、ベンチ全員が「ナイススイング」と大きな拍手で迎えて、スタンドからはわかならなかったかもしれませんがベンチに戻る⑧足立選手は泣いていました
試合後「写真撮ろう」と声をかけるとまた泣いていました
今日の退団挨拶でも涙が止まりませんでした
でも、これからまた素敵な未来がきっと待っています
私はトレーナーの仕事をしていて毎年退団選手との別れを経験していますが、寂しさはあるもののいつも悲しい涙はありません。
生きていれば必ずまだとこかで会えたり、活躍を耳にしたりできるからです。そういう縁で結ばれているんです
球団スタッフの皆様、監督、コーチ、選手のみなさん、今シーズンもありがとうございました
サポーターの皆様、今日は私の到着が遅く直接お礼を言えた方が少なかったですが、皆様本当に感謝しています。ありがとうございました
来シーズンも新潟アルビレックスBCの応援をよろしくお願いします