ソフトバンクホークス渡邉雄大投手の支配下登録契約が発表されました
背番号48
三条市出身、中越高校、青山学院大学卒業。
2014~2017年、新潟アルビレックスBCでプレー、2017年ドラフトでソフトバンクに育成6位入団。
高校では甲子園にあと一歩で行けず、大学では公式戦登板なし。
来月で29歳になるこの年に夢を掴みました
実は私がアルビレックスのトレーナーを始めることになったきっかけのきっかけを作ったのはこの渡邉投手でした。
渡邉投手がアルビ1年目のシーズンはじめ、整骨院に治療に来たときに話していて、私がそれまでアルビの試合を観に行ったことがないことを知った渡邉投手が「えぇっ観たことないんですか
」と驚いたので、「次のホームゲーム観に行く」と約束。
先輩選手は「ルーキーが失礼なこと言ってすみません」と慌てていましたが、私は全然失礼だなんて感じなくて、反対に、そうだよなぁ、毎年たくさん選手が治療に来てくれているのに生観戦したことないなんておかしいよなぁ、と思って、約束通り観に行きました
この翌シーズンから、私は外部トレーナーとしてアルビに関わらせてもらってます。あの会話がなかったらこんなに素晴らしい経験なんてできていないと思います
渡邉投手はアルビ1年目の春から福岡へ引っ越す直前までの約約4年間、最低週1回必ず整骨院に通ってケアを受けていました。
同じ左肩(左投げです)でも、その日によって張りなどが気になる部分が違っていて、渡邉投手が投げていて気になったところをその都度ケアしていました。毎週毎週その繰り返し。
なので、ソフトバンクに入団してから怪我で長期投げられないときは、渡邉投手にしては珍しいな、って思っていました。怪我になる前に自分で気づいてケアできる選手なので。
アルビ時代の渡邉投手の印象は目標に向かって本当にコツコツ真っ直ぐにブレずに努力する人
一年目のはじめ、登板機会がなかった頃、黙々とチームの荷物をバスに積み込む姿を見て「えらいね」と声をかけると、「今自分がチームのためにできることはこれしかないので」と即答でした
レベルアップのためにいろんなことを研究して吸収して、シーズンオフにはオーストラリアのウィンターリーグに参加して、NPBに入るために先発からリリーフに転向して、全ての時間を夢の実現のために費やしていました
しかも、渡邉投手は10月にパパになるそうです
ブレずに努力する人柄の反面、少年のような性格だったので、パパになるなんて信じられません
ダブルでおめでとう
地道に努力しているとこんなに幸せな時がやってくるんですね
私もパワーもらいました
支配下登録のニュースを知ってすぐにメッセージを送って、「たくさんメッセージ来るだろうから返事いらないよ」と添えたのに、すぐに返事が来て、しかもそこから何往復もやり取りしました
でも、選手とトレーナーらしいことは何も話さず(笑)。他愛のない会話でした
ソフトバンクにはちゃんとトレーナーがいるので、私が出る幕ではありません。もう私は一ファンです
背番号140のサイン入り選手カードはもらっているので、48番のグッズはちゃんと自分で買いたいと思います
とっても嬉しいウキウキな日です