2009年夏、日本中でしかも若者の間で新型インフルエンザが大流行して、合宿の途中で菅平を下山する大学が何校かありました。
早稲田大学は練習試合の中止が何試合があったものの、8月7日から3週間、予定通り合宿を行うことができました
2009年も梅雨明けが遅く8月に入ってからだったので、感染病の流行とともに今年の状況と少し似ています。
実はこの夏、私にとってすごい貴重な体験がありました
某出版社の読者インタビュー企画に企画書を出して、見事採用されたんです
8月16日(日)、私は早稲田大学HO有田隆平選手(3年)にインタビューをしました
場所は早稲田大学菅平クラブハウス。ここに入れるだけでも貴重です
『荒ぶる』への想いから将来のビジョン、好きな女性のタイプまで1時間くらいじっくりお話させていただきました。
編集者の方にも聞き出すのが上手いと褒めていただきました
残念ながらこの後、出版社の都合によりこのインタビューが世に出ることはなくなってしまいました。でも、私は実際にインタビューできただけで大満足
素晴らしい経験をさせていただいて、早稲田大学ラグビー部の方々、有田選手、出版社編集部の方に感謝の気持ちでいっぱいです
有田選手の大ファンだった妹も同席
有田選手が持っているのは私たちからのプレゼント
ウナギイヌがアカクロ②番を着ています。
有田選手の2年先輩、豊田将万選手にウナギイヌに似ていると言われたことを北風祭でお話したときに聞いていたので、ウナギイヌのぬいぐるみを買って、アカクロジャージを手作りしました
インタビューの前に、早稲田大学の練習を見学しました。
関東学院大学との練習試合の予定でしたが、関東学院大学ラグビー部に新型インフルエンザに感染した選手が出て中止となりました。
試合の予定だったので、この日の練習にはOBの選手も何人かいて、とっても懐かしかったです
午前中にきつめの練習をして、午後は軽め。練習を終えた選手が次々とグラウンドをあとにする中、FB田邊秀樹選手(4年)はずっとキックの練習をしていました。
一球一球丁寧にキックティーに置いて、集中して狙いを定めてボールを蹴り、1カゴ終わると一人でボールを集めてまた練習この繰り返しでした。
近で見学してたファンの方のお話だと、この前日は一人で黙々とランニングしていたそうです。田邊選手の最終学年に懸ける情熱と責任感を感じました
8月23日(日)、サニアパークで早稲田大学と法政大学の試合が行われました
この日はOB集合日で、部員全員が上下白のジャージで整列して部歌『北風』を歌いました
早稲田大学A 38 - 21 法政大学A
早稲田大学B 52 - 10 法政大学B
Aチームの試合では、③瀧澤直選手(4年)のトライを2つも観られて嬉しかったです
Bチームの試合では⑫宮澤正利選手(3年)のタックルとハイパントキャッチにスタンドから何度も歓声があがっていました
この試合は一人で観戦していましたが、近くに座っていた早大ラグビー部OBの方々と意気投合
お一人は当時OB会副会長をされていた方で、あとお二人もOB会の重鎮。貴重な出会いでした
いろいろお話しながら観戦して、お菓子をいただいたりしました
8月30日(日)、この年の夏合宿の最終戦を早大・菅田頼グラウンドに観に行きました
早稲田大学A 42 - 38 東海大学A
早稲田大学B 33 - 21 東海大学B
最後も勝利
AチームはHO有田選手が体調不良のためPR瀧澤選手が②番で出場。ラインアウトのスロワーは⑦山下昂大選手(2年)がやっていました。
東海大の⑤リーチ選手、⑥前川選手、⑦荒木選手、⑧マウ選手の強力FWがすごかったです
前半7-19で折り返して、後半始まってすぐに東海が追加点。その直後、⑬村田大志選手(3年)、⑧大島佐利選手(4年)、⑤中田英里選手(3年)の連続トライで逆転
モールトライでまた逆転された後、⑦山下選手のトライで逆転。またモールトライで逆転されて、⑥中村拓樹選手のトライで勝利
すごいシーソーゲームでした
試合後、WTB早田健二主将と写真を撮っていただきました
私たちがピースしていたのを見て、後ろからそろ~っとゆっくり静かにピースをした早田主将それを見て妹と私は心の中で「カワイイ
」と思っていました。
試合後1時間以上待って、A・Bチームの皆さんに飲み物の差し入れをしました。1本1本選手へのメッセージを書いたシールを張って。
一人一人心をこめて書きました
ドリンクを渡したとき、WTB中濱寛造選手(3年)はメッセージにすぐに気づいてくださいました
SH榎本光祐選手(3年)には「僕、ウナギイヌが欲しいです」と言われました
早稲田大学ラグビー部の皆さんのおかげで、最高の夏を過ごすことができました
ありがとうございました
つづく