2009年1月10日(土)
第45回全国大学選手権 決勝
早稲田大学 20 - 10 帝京大学
国立競技場
土曜日だったので本来なら私は仕事で観に行けないのですが、14:10キックオフということで急いだら『荒ぶる』には間に合うと思い、午前診療の後、片付け・掃除は他のスタッフにお任せして新幹線に飛び乗りました
妹は試合前から国立競技場に着いていて、体調が悪くなりそうなほど緊張しながら試合を観て、私の到着を待っていました。
11月の対抗戦では、7-18で帝京の勝利早稲田の対抗戦連勝が53でストップし、対抗戦の連覇も7でストップ
帝京が対抗戦初優勝しました。
対抗戦3位と1位の決勝戦です
ただ、早稲田は11月は故障者が多く、12月、1月とメンバーが復帰して調子を上げていましたこの決勝は対抗戦からスタメンが7人替わっていました。
帝京大学はリザーブに少し入れ替えはあったものの、スタメン15人は対抗戦と同じ。強さに変わりはありません。
前半5分、帝京⑮船津選手がペナルティーゴール成功。帝京が先制
0-3
15分、早稲田⑮田邊選手がペナルティーゴール失敗
向かう途中、時々携帯電話でNHKの中継をチェックしていました。ここまではまあまあ冷静に観れていました。
・・・が・・・
26分、チームのオフサイドの連続で早稲田②有田選手がシンビン10分間の退場となります。
思わず電車の中で「えっ」と声をあげてしまいました。
それでも1人少ない早稲田が攻め、前半30分、⑮田邊選手がペナルティーゴールを決めて、同点とします。
3-3
②有田選手のシンビンが終わった頃、私は国立競技場に到着しました。
同点だ
そして、後半40分、ゴール前、逆転のペナルティーゴールのチャンスに早稲田はスクラムを選択。会場がどよめきます。そして、スクラムを押して、⑧豊田主将のトライ
前半 早稲田大 10-3 帝京大
後半も互角の戦い
後半18分、帝京③平原選手がシンビン
19分、早稲田⑮田邊選手がペナルティーゴール成功。
13-3
23分、早稲田⑧豊田主将のトライ帝京が1人少ない間に早稲田が突き放しました
20-3
この後もハラハラ・ドキドキの攻防でしたで、
35分、帝京⑪野田選手のトライ。
20-10
それでも早稲田がなんとか踏ん張って、 ノーサイド
優勝カップをもらう豊田将万主将
表彰状をもらう瀧澤直副将
初めて生で聴いた部歌『荒ぶる』
豊田主将の低くてよく通る声で「あ~らぶ~る」で始まって、全員の合唱。最高でした一生忘れません
終わってみれば早稲田の大学選手権二連覇でしたが、前年度の絶対的な強さと違って、練習試合も対抗戦も勝ったり負けたり荒波の中にいるようなシーズンでした
それだけにこの優勝は、本当に本当に嬉しかったです
ここから11年待って、今年の『荒ぶる』も同じくらい嬉しかったのは言うまでもありません
決勝戦メンバー
( )は当時の学年
【 早稲田大学 】 【帝京大学】
①瀧澤 直(4) PR ①伊藤 秀剛(4)
②有田 隆平(2) HO ②天野 豪紀(4)
③山下 高範(4) PR ③平原 大敬(4)
④中田 英里(2) LO ④中田 晃司(3)
⑤橋本 樹(4) ⑤ティモシー・ボンド(1)
⑥中村 拓樹(2) FL ⑥ヘンドリック・ツイ(2)
⑦小峰 徹也(4) ⑦吉田 光治郎(2)
⑧豊田 将万(4) NO8 ⑧野口 真寛(3)
⑨榎本 光祐(2) SH ⑨滑川 剛人(1)
⑩山中 亮平(2) SO ⑩徳永 亮(3)
⑪中濱 寛造(2) WTB ⑪野田 創(4)
⑫宮澤 正利(2) CTB ⑫南橋 直哉(1)
⑬長尾 岳人(4) ⑬井本克典(4)
⑭早田 健二(3) WTB ⑭鎌田 哲郎(4)
⑮田邊 秀樹(3) FB ⑮船津 光(3)
16 塚原 一喜(4) 16 浪岡 祐貴(3)
17 山岸 大介(3) 17 阿部 正道(4)
18 岩井 哲史(2) 18 甲斐 洋充(4)
19 丹下 聡(4) 19 福田 敏克(3)
20 櫻井 朋広(3) 20 内田 諒(3)
21 坂井 克行(2) 21 森田 佳寿(4)
22 井口 剛志(1) 22 沼尻 大輝(1)