ジャパンラグビートップリーグ2020第6節
2月22日(土) 11:30
NECグリーンロケッツ - リコーブラックラムズ
秩父宮ラグビー場
第5節まで5連敗のNEC勝ち点2で最下位の16位
リコーは1勝4敗、勝ち点4で14位。
不調スタートの両チームの対戦NEC、今季初白星を
と願いながらのテレビ観戦です。
NECで特に注目は、あと5試合でトップリーグ100試合のNEC①瀧澤直選手サモア代表キャプテンで前節トップリーグデビューした⑧ジャック・ラム選手
新潟県出身(18)田中光選手
リコーの注目は③千葉太一選手
NEC①瀧澤選手とリコー③千葉選手はスクラムでトイメンです
この日の秩父宮はものすごく強い風で、ゴールポストが揺れているのがテレビでもわかりましたし、選手の髪やジャージが激しくなびいていて、キックだけでなくパスも風で流されていました
前半はリコーが風上、NECが風下でした。
3分、ファーストスクラム。FW8人の合計体重はNECが858kg、リコー890kg。重さで上回る上に25歳ながらスクラム職人の③千葉選手がいるリコーが優位に立ち、リコースクラムが大きく押します。
12分、NEC陣内22mラインでリコーボールのスクラム→リコー⑨ルーカス選手→⑩マッガーン選手→⑪ファリア選手のトライ
0-5
28分、NEC陣内深くでNECボールのスクラム→リコーが押しますがなんとかNECがマイボールをキープ→でもリコースクラムが押したことで⑨中嶋選手のパスが乱れ→リコー⑫濱野選手がキャッチ→⑬磯田選手のトライ
前半 NEC 0-12 リコー
後半5分、NEC陣内ゴール前でリコーボールのスクラム→リコーが押し、NECのペナルティー→リコーはそのままプレー続行→⑧松橋選手→⑩マッガーン選手のトライ
0-19
7分、NEC(18)田中選手が入り、今季初出場
20分、リコー陣内22mラインでNECのラインアウト→スローインはショート→ラックの連続でゴールライン際へ→ゴールしたラックから⑨中嶋選手が持ち出しトライ
7-19
24分、リコー陣内を攻めるNEC。⑮吉廣選手のゲインでリコー陣内深くへ。さらに④細田選手がゴール間際へボールを運びゴールライン際でラック→⑨中嶋選手→(20)松村選手→⑮吉廣選手のトライ
12-19
29分、NEC陣内22mライン過ぎでリコーのラインアウト→モール前進→ラック→リコー(21)山本選手→(20)ファカタヴァ選手のトライ
12-26
NECの追い上げムードを打ち消すかのようなリコーのトライでした。リコーは強い風のせいもあってその上スクラムに自信があったので、NECのペナルティーではラインアウトではなくスクラムを選択することが多く、時間はどんどん過ぎていきまいた。それでもNECは一つでもトライを、と全員で攻めます。
・・・が、
後半31分、リコー陣内深くでNECのラインアウトのチャンスも強い風でリコー側にボールが流れ、リコーがスチール。
後半39分、リコー陣内深くまで攻めますが、もう少しのところでノックオン。
・・・と、ミスでチャンスを活かせませんでした
NECグリーンロケッツ 12 - 26 リコーブラックラムズ
スクラムで優位に立ち、チャンスをしっかりものにして取るべきときに取って、冷静に守ったリコーの勝利ブレイクダウンも優勢で、ディフェンスでNECにノットリリースザボールのペナルティーを誘っていました
マン・オブ・ザ・マッチは、もちろんリコー③千葉太一選手
NECは、タックルも良かったですし、ブレイクダウンターンオーバーりましたし、みんなでトライを取りたい気持ちも伝わってくるプレーばかりでした。なぜ、6連敗・・・ちょっとした歯車な気がします。
今日の試合に関して言えば、リコーのディフェンスを下げるような速いアタックがもうちょっとあったらなぁと思いました。勝星を積み重ねているチームはアタックにもっと緩急があるように感じます。
新型コロナウィルスの影響で2試合延期になったことをプラスに変えて、なんとか復調していほしいです