先週NHKでは「体感 首都直下型地震ウィーク」と題し、大地震と防災についての番組が一週間毎日放送されていました。
12月1、7、8日はドキュメンタリー、12月2日~5日は「パラレル東京」というドラマの放送でした。
大地震が起きたとき、命を守るために今何をしておけばいいか、そのとき何ができるか。
大切なテーマです。
できるだけ私も観てみようと思いました。
・・・が・・・
「パラレル東京」の序盤で挫けました
ドラマとはいえ、大地震の映像に心臓が止まってしまうか破裂してしまうのではないかと思うほどギュッとなってしまって
中越地震を経験してもう15年も経つというのにまだ恐怖がしっかり残っています。
中越地震発生時の実話をもとに作られた映画『マリと子犬の物語』も一度チャレンジしましたが、地震のシーンで挫けました
ドラマの主演、小芝風花さんも好きな女優さんですし、防災のために目をそむけちゃいけないなぁと思いつつ、やっぱり観れませんでした。
後日、妹も全く同じことを言っていました。
「そうそうだよね
」とちょっと気が楽になりました。
中越地震を経験して、地震や水害などの防災対策として大事なことの一つは、家族や近所のみなさんと仲良しでいることだとわかりました
地震直後、近所にある会社の駐車場に何十人も集まって安全を確認すると、消防団の男性たちが一人暮らしの高齢者の家を見に戻っていきました。さらに避難中空き巣などの被害に遭わないように、毎晩消防団の方々が交代で見回りをしていました。いつもお酒を飲むために集まっているだけにみえる消防団の方々が、いざとなるととっても頼りになりました
そして避難中、隣近所で集まって一緒に支援物資のご飯を頂いて、できるだけ明るく笑って過ごしました
地震の恐怖はまだ消えていなくても、一週間以上続いた避難生活には苦しいとか暗い思い出はなく、この先また何か起きても大丈夫な気がしています