J SPORTSで大分県と大阪第3地区の高校ラグビー決勝戦を観ました
11月10日に行われた大分県決勝。
昨年まで33回連続出場していた大分舞鶴が負けたというニュースにビックリしました
早稲田大学ラグビー部の現在の副将FL幸重天選手、早稲田OBで現在ヤマハのPR伊藤平一郎選手など高校卒業後も活躍している選手が多い大分舞鶴。
あの上下黒のジャージが今年の花園で観られないなんて・・・
大分舞鶴と大分東明の決勝戦は今年で4年連続。
3年前は舞鶴21-7東明、2年前は舞鶴33-0東明、昨年は舞鶴19-14東明と徐々に両校の差は縮まっていて、今シーズンは1勝1敗。
実力が拮抗しているのなら、精神的にチャレンジャーである方が少し有利なのかもしれません。
日本人選手の体格は舞鶴の方が断然大きいですが、東明⑧ブル選手と⑪ナホ選手はひと回りもふた回りも大きく、何度も突破していました。前半、舞鶴14-10東明で折り返した後、後半10分に東明⑪ナホ選手のトライで逆転
東明の選手はみんなオフロードパスが上手かったです。
舞鶴も終盤逆転しようと攻めますが、ペナルティー後のキックがタッチに出なかったり、スローフォワードだったり、惜しいところでミスがあってトライには結びつけず、ノーサイド。
舞鶴の選手みなさんがグラウンドに倒れ込みました。
勝った東明も負けた舞鶴も涙
大分舞鶴 14 ― 17 大分東明
一昨年は全国優勝、昨年は予選敗退だった東海大仰星と関西大北陽の決勝戦は、スコアより実力差がないように見えた試合でした。
両チームとも体が大きくて、来年大学でもすぐに試合に出られそうです。さらに東海大仰星は速い
この試合、私が注目していたのは両監督。以前あるテレビ番組でお二人のやり取りを観て、とっても面白かったです
現役時代、仰星の湯淺大智監督はFL、北陽の梶村真也監督はNO8で東海大仰星、東海大学の同級生。しかも高校3年生のとき、湯淺主将、梶村副将で仰星として初の全国優勝。東海大学4年生のときは梶村主将、湯淺副将だったそうです。
まだ38歳。このお二人がこれから大阪のラグビーを引っ張っていくんだろうなぁ、そしてその大阪がこれからもずっと日本の高校ラグビーを引っ張っていくんだろうなぁと思います
ちなみに以前そのテレビ番組を観たとき、妹と私はもし子供がいたら関西大北陽のラグビー部に入れたいと思いました卒業後ラグビーを続けなくても、きっと素晴らしい人格に育ててくれる方だと思います。
さて、試合の方は、前半から仰星の高速ラグビーが炸裂
仰星が1分、14分、19分にトライを決めて、前半21-0。
北陽はラックで何度かターンオーバーするなどチャンスを作りましたが、トライはできませんでした。
後半も仰星がどんどん走ります
北陽も⑧永井選手が後半14分、⑨木元選手が30分にトライを取りますが、仰星が2トライ1ペナルティーゴールで追加点を取って、2年ぶり19回目の花園出場を決めました
東海大学附属大阪仰星 41 ― 14 関西大学北陽
仰星⑪前薗選手、トライも決めてキッカーとしても活躍。イケメンです