ラグビーW杯、予選プールA第3戦
日本代表 38 - 19 サモア代表
豊田スタジアム 19:30
日本3連勝すごいです
優勝候補のアイルランドに勝っても、全然安心できない予選プール。今の日本代表(世界ランキング8位)は確かに強いですが、これまでのサモア代表(15位)との対戦成績は4勝11敗。苦手な相手でした。そして、予想通り簡単には勝てない厳しい戦いとなりました
前半1分、ハーフウェーラインより少しサモア陣内で日本のラインアウト→BKへ展開→⑩田村選手のキックパス→サモアと競り合って日本ボールに→BKへ→⑮山中選手の突破→⑬ラファエレ選手のノックオンでトライならず。でも22mライン付近でサモアのペナルティーがあり、
→3分、⑩田村選手ペナルティーゴール成功
3-0
7分、ゴールライン際まで攻めますがトライは取れず。それでも⑩田村選手がペナルティーゴール成功
6-0
9分、日本陣内ラックで日本がペナルティー。サモアがペナルティーゴール成功。
6-3
15分、日本陣内ラッグで日本がペナルティー。サモアがペナルティーゴール成功。
6-6
23分、⑩田村選手がペナルティーゴール成功
9-6
24分、試合始めからラフプレーぎみに見えて日本の選手が怪我をしないか心配していたサモア⑦イオアネ選手が危険なタックルでシンビン。10分間の退場となります。
27分、リーチ選手がジャッカル→⑭松島選手が突破→サモア陣内深くでラック→⑨流選手→⑤ムーア選手がゴール前へ→ラック→⑨流選手→⑩田村選手→⑫中村選手→⑬ラファエレ選手がパスダミーを入れてトライ
16-6
33分、サモアがペナルティーゴール成功。
前半 日本代表 16-9 サモア代表
前半、日本はペナルティーで勢いに乗りきれませんでした。それでも、体の強いサモアに対してラックやタックルなどブレイクダウンで引けをとらず、リードして折り返します。
⑧姫野選手は序盤で右おでこと左頬が真っ赤になって腫れていました。激しいぶつかり合いの証拠です。
4分、サモアがペナルティーゴール成功。
16-12
7分、⑩田村選手がペナルティーゴール失敗。
9分、サモア陣内10mラインより少し内側、⑧姫野選手がサモアのラックに絡んでノットリリースザボールのペナルティーを誘い、
→10分、⑩田村選手がペナルティーゴール成功
19-12
12分、田村選手のグラバーキックをサモアの選手がキャッチしてタッチに出ます。
→13分、ゴール前7・8mの位置から日本のラインアウト→モール→⑧姫野選手のトライ
26-12
18分、日本陣内ゴール前で日本のペナルティー→サモアはスクラムを選択。日本がスクラムを押して、サモア⑧ラム選手がボールを持ち出そうとしたところに⑥リーチ選手がタックル→⑧姫野選手がジャッカルを狙いにいってサモアのノットリリースザボール
28分過ぎから日本のペナルティが増え、サモアのラインアウトが続きます。
→32分、サモアがラインアウトからゴール前ラック数回→サモア⑫タエフ選手がターンしてトライ。
26-19
35分、(19)ヘル選手のターンオーバーから攻め、ゴール前ラック→⑩田村選手→(22)松田選手→⑬ラファエレ選手→⑪レメキ選手→(23)福岡選手のトライ
31-19
終了間際、7点差以内のボーナスポイント1を狙うサモアと、4トライのボーナスポイント1を狙う日本がお互い意地の攻撃
38分、サモア陣内ゴールラインから6m手前からのラインアウト→モール→KBも入って10人以上のモールで進みますがトライできず。
→42分、ゴールラインから5m手前で日本のスクラム→日本が押し、サモアのペナルティー→日本はスクラム選択。
→44分、ゴールラインから5m手前で日本のスクラム→日本が押す→⑧姫野選手がスクラムの左サイドをついてラック→(21)田中選手→⑭松島選手のトライ
38-19
マン・オブ・ザ・マッチは⑪レメキロマノラヴァ選手
全員ががむしゃらだったので全員がMOMなのですが、私が選ぶとすれば⑧姫野選手。
序盤から顔を腫らせて頑張っていました後半はじめ、サモアがPGで7点差に迫ってきてさらに(22)ピシ選手が入って、サモアの反撃開始、という雰囲気になりかけたときにあのジャッカル
その勢いでサモアを突き放すトライ。続けて大きな仕事をしました
やりにくい相手にしっかり勝ちきる。
ボーナスポイントを取りにいってしっかり取りきる。
日本、勝負強いです
後半13分のトライの後のコンバージョンキック。普通はキックを蹴る時は静かにしていなければならないのですが、ウェーブが起きてテレビで観ていても歓声が聞こえてきました。それでもしっかり決める⑩田村選手はすごい、と思いました。騒がしいウェーブですらキックの後押しをしているように感じました。そして、⑩田村選手ただ今得点ランキング1位
サモア出身⑬ラファエレ選手のトライも嬉しかったです
サモア代表は苦しい時間帯もしっかり我慢して、最後まで諦めず、今までのアイランダーとは違う印象でした。
最後の⑩田村選手のコンバージョンキックにもチャージに走っていました。
素敵なチーム
日本のトップリーグでも活躍しているサモア(22)トゥシ・ピシ選手は37歳。サモア代表キャップ最年長記録
日本は勝ち点5を加えて14点となりプールA位浮上
次はプール最終戦。スコットランドと対戦します
10月13日(日) 19:45
日本代表 - スコットランド代表
日産スタジアム
決勝トーナメント進出に向けて大事な一戦でもありますし、前回大会で3勝しながらもスコットランドに負けて予選敗退となってしまったリベンジとしても大事な試合です。
大会前、五郎丸選手は「個人的には前回負けたスコットランドに勝ってほしい」と話していました。
まだまだ感動は続きます
とにかく、日本代表の試合をできるだけ多く観たいので、勝ち続けてもらいたいです