ついさっき、21時から、NHK BS1で『アナザーストーリーズ』の再放送がありました。
今年5月に初回放送された『世紀の番狂わせ~そして彼らはヒーローになった~』。
放送は今日で4回目。あと15日(日)、16日(月)に再放送があります。
W杯開幕に向けて、どんどん士気が上がります
2015年9月19日、W杯でラグビー日本代表が南アフリカに勝った試合を中心に振り返りながら、そのW杯に向けた4年間のドキュメンタリー。4年間の地獄の練習の主体性。
廣瀬俊朗さんは合宿の日程が発表されたとき、「4部練って何」と驚いたと。「5時半から練習してご飯食べて寝て、また10時に練習してまた寝る・・・起きて6時くらいかなぁと思うとまだ2時。まだ2回も練習しないといけない。」とうんざりしたような表情で話していました。
五郎丸歩選手は、エディーHCの言動に少し不信感があり、就任当初はある程度距離を取っていたそうです。
立川理道選手の素直で優しすぎる性格が気に入らなかったエディーHC。
とにかくみなさん、エディーHCをはじめからがっつり信頼してついていきますというような感じではなかったみたいです。
それが少しずつHCの言うこと、やることを実践すると結果がついてくることによって、どんどん信頼感が増し、チームが一つになっていきます
日本出身選手だけでなく様々な国籍の選手が集まっている中、一緒に『君が代』を練習したり、「さざれ石」を見に行ったりすることで、仲間意識が高まっていきました。
この試合のための準備は、練習だけでなくレフリーの癖まで研究。
どういうペナルティーを取ることが多いのか、選手のどんな態度を嫌うのか、など。
五郎丸選手のトライにつながる“府中12”というサインプレー。前半、立川選手がボールを持って縦に縦に攻めて種をまき、後半このサインプレーでは突然パスをする。
エディーHCが育てた“主体性”、“自主性”が生んだ、あのスクラム選択。同点を狙うキックではなく、逆転を狙うスクラム。ヘスケス選手のあのトライは泣きます
何十回も観て、もう泣かないだろうと思っても、やっぱり
原監督が侍ジャパンを選ぶときに一番重要だったのは川崎宗則。
岡田監督が日本代表を選ぶときに一番重要だったのはGK川口能活。
チームプレーに徹するとこができる選手。チームのために自分を犠牲にできる選手。
それを聞いたエディーHCが代表を選ぶときに一番重要と考えたのが廣瀬俊朗。
エディーJAPANで初代キャプテンだった廣瀬さんが3年目でキャプテンを外された後、自分に何ができるかを考えて、とにかく一番にグラウンドに出ること、何があっても不平を言わず一生懸命練習すること、貫きました。「チームワークが良かった。人間関係が良かった。」と廣瀬さんは言っていますが、廣瀬さんがいたから良い人間関係が築かれたのではないでしょうか
あれから4年。
4年前の日本代表と今の日本代表。私は今の方が強くなっていると思っています。
番狂わせではなく、順当に勝ってくれることを信じています
そして明日14日(土)のNHK BS1はラグビー番組がたくさん
22:00 「50年前 日本ラグビーは世界に迫った~伝説のイングランド戦」
24:49 「五郎丸選手が語るラグビーワールドカップ『War Cry』」
24:50 「不屈の闘志激突!’85ラグビー日本選手権 新日鉄釜石-同志社」