一昨日、新大関昇進が決まった貴景勝関。ほんっとうに嬉しいですっ
注目の口上には貴景勝関が大切にしてきた『武士道』、『感謝』、『思いやり』という言葉が組みこまれていました
貴景勝関が常々話している「勝っておごらず、負けて腐らず」は武士道の精神から。いつもブレなくてかっこいいです
感謝、思いやりは、埼玉栄高校相撲部の部訓。自分を育ててくれた母校への恩も忘れていません。頭のいい貴景勝関が子どもたちにもわかりやすい優しい言葉を選んだところも素敵です
これまで横綱や大関に勝った後、インタビューでいつも答えていた「普通です」も好きです
平成になって誕生した25人の大関は全員身長が180cm以上。貴景勝関は175cm。
入門したときが「小さくて関取にはなれない」とまわりに言われ、関取になれば今度は「大関にはなれない」と言われたそうです。その度に小柄なお母様は責任を感じていたそう。
小さいころ身長を伸ばそうと毎日ぶら下がっていた努力は、身長の伸びには影響しなかったかもしれませんが、背中から腕が伸びるような突き押し相撲には繋がっていると思います
貴景勝関の前、一番最近で突き押し相撲で大関になったのは、後に横綱になった身長2m超、体重230kg超の曙でした。
小さい頃から祖父の影響で大相撲が好きだった私は、一番最初は当時の横綱・千代の富士関のファンでしたが、その後は、曙、千代大海、松鳳山と、突き押し相撲の力士が歴代好きなんだなぁと今気づきました
春場所の千秋楽の前夜、大関昇進を決める大事な取り組みを前に「子どもの頃できたことが、なぜ22歳でできないんだろう?」と考えて初心に戻ったそうです。この考え、なかなかできないと思います。
22歳。同級生は大学を卒業の歳。まだまだこれからです
一昨日の記者会見後、千賀の浦親方と顔を見合わせて笑ったあの笑顔、とってもかわいかったです
12歳のとき掲げた目標、『23歳で横綱』も夢ではありません