日本時間の昨日23:00から行われたラグビーテストマッチ
日本代表 - ロシア代表
キックオフから日本陣内を攻め続けるロシア。日本はディフェンスでノットロールアウェイなどの反則を次々と取られ、
前半4分、8分にペナルティーゴールを決められてしまいます。
0-6
13分、ロシア陣内22mラインより少し手前から日本のラインアウト→何本もパスを重ねて攻めていきますが、最後⑪福岡選手へのパスが繋がらずタッチへ。本当に惜しかったです。
18分、ロシアがペナルティーゴール成功。
0-9
21分、日本陣内で⑮トゥポウ選手からたぶん⑬ラファエレ選手へのパスをインターセプトされトライを決められます。
0-16
25分、⑩松田選手がペナルティーゴール成功。
3-16
ハーフウェーラインでの日本ボールのスクラムからロシア陣内深くまで攻め、ゴール前でロシアがペナルティー。
31分、そのペナルティーから⑥リーチがタップキックでクイックリスタートし、そのままトライ
10-16
36分、⑦西川選手がスクラムでのオフサイドでシンビン10分間の退場です。
37分、38分にもペナルティーゴールを決められます。
前半 10-22
点差より、日本代表の雰囲気が心配になりました。何をやっても上手くいかない感じ。パス、キックの選択もどれも裏目に出ているようでした。それだけロシア代表ディフェンスの意識が高かったのかもしれません。ブレイクダウンで完全に負けていました。
ニュージーランド代表戦、イングランド代表戦の日本代表とは別のチームのように見えました
31分のトライも⑥リーチ選手に笑顔はありませんでした。
きっとハーフタイムでいろいろ話し合ったのでしょう。後半は日本の前に出る意識が変わっていました
後半3分、⑪福岡選手のタックルからターンオーバー→⑮トゥポウ選手の突破などでロシア陣内深く(右サイド)まで攻め→左へ展開→左サイドで⑪福岡選手がトライ
17-22
13分、⑨茂野選手に替えて(21)流選手が入ります。
15分、日本陣内10mライン付近でのラックから⑧ツイ選手が飛び出し突破、タックルを跳ね返して最後まで走りきりトライ
24-22
19分、この試合、日本がなかなか有効的なキックがない中、ロシアがキックパスを2本入れてトライ。
24-27
20分、⑭ロトアヘア選手に替えて(22)田村選手が入り、(22)田村選手がSOで⑩松田選手がWTBに入ったようでした。
30分、(22)田村選手がペナルティーゴール成功。
27-27
31分、(22)田村選手がディフェンスの裏へグラバーキック→ボールは⑪福岡選手か②坂手選手か⑥リーチ選手か誰が取るのかという位置に転がり、⑥リーチ選手が取ってトライ
32-27
終盤はピンチを招くようなペナルティーもなく、前に出るディフェンスでロシアの反撃を許さずノーサイド。
日本代表 32 - 27 ロシア代表
来年のW杯、日本代表の開幕戦の相手ロシア代表との試合その意識が高かったのはロシア代表の方だったようです。
世界ランキング11位の日本代表19位のロシア代表。昨日の試合で、“日本は強いぞ。敵わないぞ。”という印象をロシアに植えつけたかったのに、反対に“W杯で勝てるかも”という気持ちにさせてしまったかもしれません。
日本代表の選手ももちろん集中して勝ちたいと思って試合に臨んでいたと思いますが、テレビで観ている限り、勝ちたい気持ちはロシア代表の方が上に見えました。一生懸命でした。
でも、「こんなはずじゃなかった」と思うような試合展開でも焦らず、最終的に勝ったのは良かったと思いますW杯ではどんな形でも勝たないと。
スクラムも良かったです
(23)梶村選手が後半33分に出場し、初キャップボールを持って前へ出る場面もあり、短い時間でも持ち味を出していたのではないかと思います。
日本代表の皆さん、約1ヶ月にわたる合宿・遠征、お疲れ様でした