一昨日お通夜、昨日告別式と滞りなく執り行うことができました。

まだ信じられなくて、外出していると、家に帰れば祖母が待っていてくれて「おかえり」と言ってくれるんじゃないかと思ってしまいます。
祖母が亡くなってから、祖母の顔を見にたくさんの方が自宅に来てくださって、葬儀にも予想を上回るたくさんの方々に会葬いただいて驚きました。それだけ、皆さんに支えられて、プラス、祖母が周りの方々を支えていたんだなぁと実感しました。
近所の方から、引っ越して来て初めて声を掛けてくれたのが祖母だった、と聞きました。
遠い親戚でも、子供を預かってもらったとか、子供の面倒をみてもらったとか、そうおっしゃる方が一人や二人ではありませんでした。
祖母への愛情は、私が世界で一番と自負していましたが、祖母がたくさんの方々を愛し愛されていたことを知りました。
この数日間、数えきれない程たくさんの感謝の言葉を口にしました。
告別式での遺族代表の挨拶は私がやらせてもらいました。短い挨拶の中でも、皆様への感謝と祖母との思い出をお話させてもらいました。
棺の中の祖母の顔はとっても穏やかで綺麗でした。
祖母が今年2月に退院してから、私がパートになって家事をするようになって、口癖のように「90年間で今が一番幸せ」と言ってくれていました。棺の中の顔を見て、それは嘘でもお世辞でもなかったと思えました。
でも、もっと祖母と一緒にいておばあちゃん孝行したかったです。
祖母のおかげでまたたくさんの親戚が集まって、賑やかな数日間でした。誰かと祖母の思い出を話して笑って・・・。
葬儀の後も、自宅に祖母のの子・孫・ひ孫が20人くらい集まって献杯。
祖母の若い頃からのアルバム写真を見て盛り上がりました。

祖母がいなければ生まれてこなかった私たち。出会わなかった私たち。
これからも仲良く助け合って生きていきます。
おばあちゃん、ありがとう。