10月5日金曜日の早朝でした。
5:30の少し前。まだ2階で寝ていた私。階段の下から父の私を呼ぶ声。
ただ事ではない雰囲気に、階段を駆け下りると・・・
台所で祖母が倒れていました。
くも膜下出血再発。
再発は覚悟していましたが、こんなに早く来るなんて・・・。
昨年10月14日にくも膜下出血で倒れ、4ヶ月入院、今年2月に退院して、トイレや着替えなど自分のことはもちろん、料理や掃除なと家事までできるようになっていた祖母。
私はパートで働きながら祖母の介護をしていましたが、介護とは名ばかりで、ただ一緒に暮らしているだけで、私が祖母に家事を手伝ってもらっている感じでした。毎日笑って楽しい日々。
10月5日は呼びかけに少し反応するくらいでしたが、翌日にはかなりはっきりと喋るようになって、家族や親せきとたくさん話して笑って、食事もできるくらいに回復して、また奇跡が起きるんじゃないかと思いました。
でも、その夜、祖母の医師がなくなったと病院から電話が来て、病院へ向かうと、呼びかけに反応せず苦しそうな祖母。
私は病院に泊まりました。
私は生まれてから結婚するまで祖母の隣に寝ていました。1ヶ月7ヶ月ぶりに祖母の隣で寝ました。
先生からは一日二日が“やま”だと言われましたが、昨日少し反応するようになって、今日はもう少し回復して、ひ孫が来ると自分から声をかけていました。
4日前までのように不自由なく動けるところまで回復してほしいなんて贅沢は言いません。なんとか自宅に戻って来てほしいです。
ベッドで辛そうな祖母を見て、「頑張って」と言うべきか、「頑張らなくていいよ」と言うべきかわかりません。
もうこんなに頑張らないでと思う一方、「頑張らなくていいよ」と言ってしまうと、生きることを諦めてしまいそうで何も言えません。
ただ日常会話のような話を祖母にしています。
明日はもっと話せるようになっているといいな、と祈っています。
家族みんなで力を合わせて乗り越えます。