オーストラリアで開催されている車いすラグビー世界選手権
予選グループ最終戦がNHK BS1で放送されました
6チーム中上位2チームが準決勝へ進める予選リーグ。
日本(世界ランキング4位)とオーストラリア(世界ランキング1位)の4勝0敗同士の対戦で、勝っても負けても両チームが準決勝に進むことがすでに決まっていましたが、グループ首位になるか2位になるかで準決勝の相手が変わるので、重要な1戦でした
10年程前に車いすラグビー日本代表の池崎大輔選手のブログで車いすラグビーに興味を持って、映画『マーダーボール』のDVDを観たり、テレビの特集番組を観たり、パラリンピックのハイライトを観たり、これまで注目はしてきましたが、1試合全て観るのは今日が初めてでした。
今日初めて知る細かいルールもたくさんあって、とっても勉強になりました
ただ、ルールがあやふやな中でも、ものすごく楽しめて白熱しました
車いすラグビーを知るきっかけとなった⑦池崎選手も健在。トライゲッターです
4・5年前にある特集番組を観てファンになった(21)池透暢選手はキャプテン
車いすラグビー日本代表初の女子選手、③倉橋香衣選手はとっても美人でポニーテールとヘアバンドがカッコイイです
中学1年生で車いすラグビーと出会い、高校生で日本代表に入った16歳の(32)橋本勝也選手も堂々とプレー
そして今大会、私が一番注目しているのは、(33)永易(ながやす)雄選手です今年に入って、永易選手を初めて知って、カッコイイ
と一目惚れ
今日の放送を朝から楽しみにしていました
2008年以降、オリンピックと世界選手権合わせて金メダル3つ、銀メダル2つのオーストラリア。
ロンドン、リオとオリンピック2連覇。世界選手権も今大会で2連覇を狙っています。
とにかく体が大きくてパワーが違います
特に世界最高の選手と言われている③バット選手は、大きな上半身で体幹が強くボディーバランスが優れています。日本の選手がタックルをしても倒れず、進路をふさいでもクイックターンでかわしていきます。ボールをもらってからこぎ出すスピードがとっても速いです。
第1ピリオド 10-14
2 24-30
3 39-47
4 52-65
8分間の各ピリオドを終えるごとにどんどん点差は開いていきました。
試合後のインタビューで(21)池キャプテンが「少し歯車がかみ合わなかっただけ」と言っていましたが、本当にそんな感じでした。そのほんの少しの差をオーストラリアは13得点差にしたという感じです。
それでも、第4ピリオドで、これまで試合に出ていなかった(33)永易選手が出場して、トライやロングパスを観れたので嬉しかったです
(32)橋本選手のインタビューは、顔はまだ幼く見えるのに話し方は大人っぽく、試合を冷静に分析していて頭のいい選手だなぁと思いました
これで日本はグループ2位となり、もう一つのグループ1位通過のアメリカ(世界ランキング2位)と準決勝で対戦することになりました
オーストラリアはイギリス(世界ランキング5位)と対戦します。
日本-アメリカ
の試合は、明日14:20からNHK BS1で生中継されます