今日は久しぶりに東京に行って来ました。
私がラグビー観戦以外で東京に行くのは珍しく、今日はその珍しい日でした。
場所は、文京区大塚。筑波大学東京キャンパス
『アスレティックトレーナー連絡会議関東ブロック研修会』でした。
【 講演内容 】
Ⅰ 「日本のメディカルスタンダードの現在地と未来」
講師 : 齋田 良知 氏
齋田氏は、順天堂大学医学部付属順天堂医院の整形外科スポーツ診療科助教授で、Jリーグのジェフ千葉、イタリアのACミランのチームドクターをされ、現在は地元のいわきFCのチームドクターをされています。
怪我の予防のために大切なことをご講義くださいました。
いわきFCは、ウェイトトレーニングで徹底的にフィジカルを鍛えて上を目指している、と何度かメディアに取り上げられていたのを私も観て知っていましたが、トレーニングによって肉離れは少なかったのに、膝や足首の靭帯損傷が多かったそうです。筋肥大によって関節可動域が狭くなってしまったのか、多関節を使う協調性が低下したのか、自重を支えてコントロールすることができていないのか、その原因を分析して今後対策していくそうです。
Ⅱ 「国際サッカー競技大会におけるコンディショニング管理と治療介入について」
講師 : 宮森 隆行 氏
宮森氏は、理学療法士でアスレティックトレーナーで、2015年と2017年のユニバーシアード男子サッカー日本代表に帯同していて、2017年はユニバーシアードで日本は優勝しています。
大会中のトレーナーの取り組みを中心に、いろんなお話を聞かせてくださいました。
Ⅲ 「サッカー競技におけるコンディショニングサポートシステムの構築」
講師 : 三栖 英輝 氏
三栖氏は、コンディショニングコーチ、アスレティックトレーナーとして活躍され、アスレティックトレーニング専門のスポーツジムを経営されています。現在は、國學院久我山高校サッカー部とFC琉球のコンディショニングコーチをされています。
選手や監督とどうコミュニケーションを取って、コンディショニングプログラムをチームに落とし込んでいくか、とても興味深いお話でした。
どの講師の方々もサッカーに関わる方でしたが、どんな競技にも役立つ内容で、とっても勉強になりました
さらに会場で、アスレティックトレーナーの講習会の同期3人に久しぶりに会って、みんなの頑張りにパワーをもらいました
研修会が終わって、早稲田大学ラグビー部の予餞会がちょうど始まる頃に高田馬場駅に着いて、ちょっとウキウキしました