ジャパンラグビートップリーグではこの時季、各チームから次々に退団選手が発表され、毎年とっても寂しいです
2017-2018シーズン、10位に終わったNECグリーンロケッツは選手7名、スタッフ5名の退団を発表しました。
【 退団選手 】
PR 猪瀬 佑太 選手 (2004~2017 ・ 14年在籍)
ホラニ 龍 シオペラトゥー 選手 (2017 ・ 1年在籍)
NO8 アダム・トムソン 選手 (2017 ・ 1年在籍)
SH イ・ミョンジュン 選手 (2016~2017 ・ 2年在籍)
リー・カドゥ 選手 (2017 ・ 1年在籍)
CTB 森田 茂希 選手 (2006~2017 ・ 12年在籍)
ジョーダン・ペイン 選手 (2016~2017 ・ 2年在籍)
長く在籍した猪瀬選手と森田(茂)選手の退団、ほんとに悲しいです
私がラグビーを好きになったはじめの頃、猪瀬選手は日本代表でした(6キャップ)。NECでも元気なプレーでチームを引っ張ってきました。それでもここ数年、出場機会が減り、昨シーズンは先発2試合、リザーブ8試合、今シーズンはリザーブ6試合のみでした。
ラインブレイカ―、キッカーとして活躍した森田(茂)選手も、昨シーズンは出場なし、今シーズンはリザーブ5試合のみでした。
ホラニ選手は2006年からクボタ→パナソニックNECでプレーし、現在35歳。引退でしょうか
韓国代表6キャップを持つイ選手は昨シーズンは出場なし、今シーズンもスタメン1試合のみ。でも、まだ26歳。何か大きな怪我がない限り、まだどこかで現役を続けてくれることを祈っています
香港代表20キャップのリー選手は、昨年8月に新加入。今シーズン、スタメン1試合、リザーブ8試合に出場。後半出てきて、素早い球捌きでギアチェンジに一役かっていました。リ選手も26歳と若いので、まだプレーが観られることを祈っています
スーパーラグビーでもプレー経験のあるペイン選手は、昨シーズンは先発9試合、リザーブ1試合に出場し6トライ30得点を取りました。でも今シーズンはシーズン途中に怪我があり、スタメン4試合、リザーブ3試合に出場して無得点。それでも出場したときはディフェンスラインを抜けだしてトライチャンスを作るなど、アタックもディフェンスもチームに大きく貢献していましたペイン選手もまだ24歳です。
そして、トムソン選手。
2011年のW杯ではニュージーランド代表優勝メンバーで、2013~2016年はキヤノンでプレーし、2013-2014シーズンにはベスト15を受賞スーパーラグビーでも96試合に出場しています。
プレーも、たぶん人柄も男らしいトムソン選手を病魔が襲ったのは、昨年12月中旬。腰の激痛を訴え、腰の椎間板炎と診断され、今も日本の病院に入院しているそうです。
12月16日、古巣キヤノンとの試合が最後となってしまいました。
腰椎と腰椎の間にあるクッションにウイルスが入り、かなり激しい痛みがあると言われている椎間板炎。一時は歩行も困難だったそうですが、最近前向きにリハビリに取り組んでいるという報道がありました
一日も早い回復を願っています
NECは昨年、例年通りの退団選手発表の後、次々にレギュラー選手が退団・移籍を発表するという、ファンにとっては衝撃的なオフシーズンでした。今年はそんなことがありませんように・・・