ジャパンラグビートップリーグ入替戦は3試合とも激しく熱い試合でした
午前診療を終えて急いで帰宅すると、妹が一人でテレビの前で泣いていました「コカ
すごかったよ~
」
ちょうど、コカ・コーラと三菱重工相模原の試合が終わったところでした。
コカ・コーラレッドスパークス27-27三菱重工相模原ダイナボアーズ
トップチャレンジ3位の三菱重工が試合序盤に2トライを決めて、7-14とリードして前半終了。さらに後半もペナルティゴールやトライでずっと三菱重工がリードし続ける試合展開。後半33分、残り7分で17-27と10点差をつけます。
そこからコカ・コーラが反撃開始。残り4分で22-27、試合終了のホーンが鳴る直前にトライを決めて27-27劇的な同点トライでコカ・コーラの残留が決まりました
昨日までメンバーに名前がなかったコカ・コーラ(20)豊田将万選手。メンバーに入っていた選手の怪我で急遽リザーブに選ばれ、後半16分に出場しました。昨日読んだ豊田選手の記事、感動します → コチラ
試合を観ていて、コカ・コーラ②有隆平選手と三菱重工⑮中濱寛造選手の早稲田大同級生の対戦、コカ(20)豊田選手と三菱重工⑧土佐誠選手の早稲田大キャプテンと関東学院大キャプテンの同級生の対戦、感慨深かったです
NTTドコモレッドハリケーンズ17-20日野自動車レッドドルフィンズ
序盤のドコモの攻撃をしのいだ日野が前半23分にペナルティーゴールで先制し、キレキレの両WTBの活躍で17-5とリードして前半終了。
後半18分、27分にドコモがトライを決めて17-17の同点に。後半33分、ペナルティーゴールで再びリードした日野が試合終了のホーンが鳴ってから4分以上続いたドコモの攻撃を意地のディフェンスで守りきって勝利トップリーグ初昇格を決めました
後半途中から日野の選手は次々と足がつっていたのに、最後の最後まで気持ちでプレーしていて、本当に感動しました3点リードして試合時間残り6分で交代する日野のゲームキャプテン⑦佐々木隆道選手が、日野の選手のみなさんに「頼むぞ
」と大きな声をかけてベンチに戻っていたのを見て、昇格への強い気持ちと仲間を信じる気持ちを感じました
日野⑦佐々木選手は昨年3月のノーサイドクラブでのイベントで、「絶対トップリーグに昇格します」と宣言。まさに有言実行です
そのときのノーサイドライブの模様は → コチラ
カッコ良すぎます
宗像サニックスブルース40-21九州電力キューデンヴォルテクス
前半に5トライを決めてサニックスが大きくリードし、終盤に九電が追い上げますが届かず、サニックスが残留を決めました
九電は外国人選手がいないだけでなく、体もサニックスの選手よりひと回り小さく見えて、ラグビーより業務優先の生活なのかなぁと思いました。その中でも激しいブレイクダウンでなんとかトップリーグへ上がろうと頑張る姿、感動しましたカッコ良かったです
2年後こそ、九電をトップリーグで観たいです
気持ちのこもった入替戦3試合を観て、ますますラグビーが好きになりました