ジャパンラグビートップリーグ2017-2018 第7節
キヤノンイーグルス - 神戸製鋼コベルコスティーラーズ
昨日11:30キックオフだったので、仕事で生中継は観れませんでしたが、帰宅すると生中継を観た妹が「菊谷選手カッコ良かったよ」と言うので、まずこの試合から録画を観始めました
節目を迎える選手が先頭で入場スーパーラグビーのように、150試合出場のキヤノン⑤菊谷選手が一人先頭で入場します。カッコイイ
笑顔も気合いの入った表情もどちらも素敵です
第6節まで、キヤノンは1勝5敗、神戸は6連勝。
第5節から第9節まで毎週試合が組まれていて、さらに次節パナソニックと対戦する神戸は、前節のヤマハ戦から⑥安井選手・⑦前川選手以外のFW全てスタメンを替えました。さらにルーキー⑩清水選手が初スタメン
一方キヤノンは、今季で引退する⑤菊谷選手の150試合出場の禁煙すべき試合。みなさん、気合いが入っていたようです
キックオフから神戸が攻めます。
3分、キヤノン陣内10mラインと22mラインの間まで神戸が攻めたところでキヤノンがターンオーバー→⑬ハヴィリ選手→⑮橋野選手のトライでキヤノンが先制
7-0
14分、キヤノン陣内10mラインより内での神戸のラック→BKへ展開→⑩清水選手パスダミーをいれて前へ→⑫山中選手も前へボールを運び→⑨梁選手のトライ
7-7
18分、ハーフウェーラインから少しキヤノン陣内に入ったところで神戸のラインアウト→モールで10m以上進んで→ラック→⑨梁選手→⑭正面選手→⑩清水選手がステップを切ってトライ
7-14
22分、キヤノン⑩田村選手がショートパントを自らキャッチして→⑨天野選手→⑮橋野選手→⑭藤本選手→ラック→⑨天野選手→⑩田村選手→③山路選手→⑪サウマキ選手→④日高選手→⑥田中選手が前へ出て→⑨天野選手がタックルを受けながらもトライ
14-14
37分、神戸陣内ゴールラインから5m手前でキヤノンのラインアウト→モール→④日高選手のトライ
前半 キヤノン 19-14 神戸製鋼
FW8人の合計体重が20kg以上神戸製鋼の方が重いのに、スクラムでは優位に立てず
タックルもキヤノンの方が気合い入っていました今シーズン、誰がボールを持っても必ず前に進んでいた神戸製鋼のアタックが、今日はなかなか前に出られませんでした。
後半2分、神戸陣内深くでキヤノン⑩田村選手がディフェンスの裏へ転がすキック→神戸⑩清水選手が捕り損なって、キヤノン⑦嶋田選手がキャッチしてトライ
24-14
4分に神戸は⑯木津選手・⑰平島選手・⑱山下選手を入れて一気に一列目を替えます。ここから神戸のスクラムが安定します・・・が、キヤノンの勢いは止められず、
7分、神戸陣内で神戸のキックをキヤノン⑪サウマキ選手が左サイドでキャッチして→パスをつないで右へ展開→⑫三友選手が右サイドで前に出て→ラック→左へ展開、⑨天野選手→⑩田村選手→①山本選手→⑧カーク選手→⑩田村選手→⑤菊谷選手のノールックパス→⑪サウマキ選手が左サイドでトライ短いパスをどんどん繋いだリズムのいいアタックでした。
31-14
14分、キヤノン陣内ゴールラインから5m手前で神戸ボールのスクラム→神戸が押して→⑫山中選手が前へ運んでラック→⑨梁選手→⑧谷口選手のトライ
31-21
24分、キヤノン陣内深くで神戸のスクラムからライン際まで攻めますが、ラックにキヤノン⑤菊谷選手が絡んでターンオーバー
時間帯と点差、さらに1つトライを取られた後のこのプレー、ビッグプレーでした
35分、キヤノン陣内ゴールラインから5m手前で神戸のラインアウト→モールが崩れ(キヤノンのコラプシング)→⑨梁選手のトライ
31-26
ここから神戸が5点差ビハインドをひっくり返す勢いで攻め続けます。40フェーズ以上続いたアタックもありました。いつ神戸がトライを取ってもおかしくない状態でした。
42分、キヤノン陣内ゴールラインから5m手前で神戸のスクラム→神戸が押し、キヤノンのペナルティー。これまでキヤノンにスクラムでのペナルティーが続いたため、このプレーで⑰高島選手がシンビンキヤノンは14人で守らなくてはならなくなりました。
神戸がスクラムを選択したため、キヤノン①山本選手が入って⑮橋野選手が退きます。
そして、同じく5m手前で神戸のスクラム→ゴールライン間際でパスを繋いであと1mでトライというところで、キヤノン①山本選手のタックル&⑤菊谷選手のジャッカルでターンオーバー
ノーサイド
キヤノンイーグルス 31-26 神戸製鋼コベルコスティーラーズ
最後の⑤菊谷選手のジャッカル、神戸のノットリリースザボールの笛が鳴った瞬間の⑤菊谷選手のカッコイイこと
それを讃えるキヤノンのみなさんも最高に嬉しそうで、その雰囲気を観ていてウルウル本当に感動しました
菊谷選手の150試合出場のセレモニーは行わないと前日の記事にありましたが、やっぱり花束贈呈と記念撮影は行われました
花束は神戸⑲伊藤鐘史選手から
記念撮影は菊谷選手の両側に神戸⑲伊藤選手と⑧谷口選手
今日の試合全体を通して、菊谷選手がたくさんの選手に愛されていること、尊敬されていることを改めて感じましたそして80分間全力でプレーする姿に、引退は早いとやっぱり思ってしまうのでした