ルートインBCリーグ
新潟アルビレックスBC 3 - 2 群馬ダイヤモンドペガサス
新潟市・ハードオフECOスタジアム 18:00
今日はルートインBCリーグ2017レギュラーシーズン最終戦でした。
最後までプレーオフ進出をかけて争っていた福島ホープスが今日13時からの試合で負けて、アルビレックスが勝てばアルビレックスのプレーオフ進出が決まるはずでした。なので、ウォーミングアップ中もスタッフで福島の試合経過をチェックしていまいた。
福島は引き分け。福島のプレーオフ進出が決定。
アルビレックスは試合開始直前にプレーオフに行けないことが決まり、消化試合となってしまいました
それでも、勝って終わろうサポーターの皆さんに感謝の気持ちを持って戦おう
と気を取り直して試合に臨みました。
最終戦は全ての投手がベンチ入りして、いつもより多くの投手が投げることが予想されたので、私の仕事もいつもより忙しかったです。
試合での私の主な仕事は、ブルペンで投げる前の投手のコンディショニングですマッサージやストレッチ、トークで投手が投げやすいような心と体の準備を手伝います。
しかも今日の試合は投手戦で回が進むのが早くて、私のケアは“何分”ではなくて“何回”でやっていくので、試合展開についていくのが大変でした
今日の一番の収穫は、⑧足立尚也選手の復帰
6月3日の試合で守備中に打球が顔に当たり、眼窩底骨折と鼻骨骨折の大怪我を負いました。入院、手術・・・今季絶望と思われました。四国リーグのチャンピオンと試合をする頃にはもしかしたら・・・とわずかな望みを持っていましたが、今日復活やりました
安静が1ヶ月程続いたので、骨折が治ってから体を戻すために地道に走り込みを続けてきました。今日の2打席は彼の努力の賜物です
群馬が1回表・2回表にソロホームランで2点取って、アルビが2回裏に(23)知野直人選手のソロホームランで1点取っただけで、群馬が4安打、アルビが3安打のまま回が進んで、迎えた8回裏。トレーナールームで、7回表に投げた⑱前川(哲)投手のアイシングをしながら、「逆転しそうな雰囲気あるよね」「ありますね
」と話してベンチに行くと、ランナー1・2塁で4番(23)知野選手の打席でした。
(23)知野選手の打球は、もう少しでスタンドに入りそうだったセンターオーバーの2点タイムリー2塁打逆転
劇的勝利でした
消化試合は今日の1試合だけで、最後の最後まで緊張感の中で試合ができたこと、チームのみなさんに感謝です
たくさん素晴らしい経験をさせていただきました
レギュラーシーズン71試合で、アルビの戦績は33勝29敗9分。通年3位。
このうち私が帯同した試合はたしか3試合しか負けていなくて、本当に楽しいシーズンを過ごさせてもらいました
もう今のメンバーで試合をすることはありません
10月までみんな一緒に戦いたかったです
サポーターの皆様、今シーズンも熱い応援ありがとうございました
一昨年、私がアルビのトレーナーとして初めてホームゲームのベンチに入ったとき、サポーターの皆さんの声援に感動して、生まれ変ったらアルビの選手になりたいと心から思ったとブログに書きましたが、その気持ちは今も変わりません本当にありがとうございました
今年で7年連続独立リーグ集客数1位となりそうです
4月から始まった今季のBCリーグ。私は今日まで半年間、ほとんど休みがなかったので、これからは旦那さんと二人の時間、家族みんなとの時間、自分の時間を大切にしたいと思います