ルートインBCリーグ
新潟アルビレックスBC - 栃木ゴールデンブレーブス
今日の試合は、残念ながら雨天中止
明日15:00プレーボールとなりました。
明日は月曜日で私は整骨院があるので、試合には行けません。
今日は、年に1回必ずホームゲームが行われる糸魚川市美山球場が会場でした。
美山球場は毎年猛暑で、いつもスタンドに来てくださっている方々の熱中症が心配なくらいなのですが、今日は珍しく雨が降ってしまいました。
美山球場は、私がトレーナーとして帯同する前の年にアルビの試合を観に行って、とってもいい試合だったので、印象の良い球場です
ロッカーなくて球場外のテントで選手が着替えて、私はスタンドの手すりにブルーシートを結んで日陰を作ってケアスペースを作らなくてはいけない球場でも、お気に入りの球場です
ベンチから水道までが遠くて、暑い中、ケアのために行っているのかアクエリアスや麦茶を作りに行っているのかわからない一日になってしまっても、野球部マネージャーだった頃を思い出して、かえって楽しいくらいなので、美山球場は好きです
だから今年も、BCリーグの日程が出てから今日を楽しみにしていました。
なぜ、美山球場で毎年試合をするのか。
いつも応援してくださっているサポーターの皆さんはご存知ですが、BCリーグ誕生に深く関わっている水島樹人くんとお母さんの正江さんのご自宅が球場のすぐ近くにあるからです。
プロ野球選手を目指していた野球少年の樹人くんが2006年、野球の試合前のランニング中に倒れ、9歳の若さで天国へ旅立ってしまいました。
同じころ、北信越でプロ野球独立リーグを創り、新潟県にプロ野球チームを創る計画を新聞で語っていたBCリーグの村山代表に、樹人くんのお母さんの正江さんが、亡くなった樹人くんのためにアルビレックスBCをたち上げてほしいと手紙を書いたそうです。
2007年4月、BCリーグ設立と同時に『ミキトAEDプロジェクト』も始動樹人くんと同じ悲劇を繰り返さないために、AEDの普及活動にも力を入れています。
今は正江さんも樹人くんと同じ天国にいます。
毎年、美山球場へ行く前にチーム全員で水島家におじゃまして、仏前でお二人にお参りします。
今日は試合は中止でしたが、お参りには行かせていただきました。
樹人くんのお兄さんには娘さんも生まれ、妹さんは糸魚川高校野球部のマネージャーとして頑張っています
今日はちょっとだけ妹さんと野球部マネージャーのお話をしました
帰りにコンビニで缶コーヒーを買おうとレジに並んでいたら、後ろに並んでいた加藤健社長補佐がすっと私が持っていた缶コーヒーを取って、ご自分のと一緒に払ってくさださいました。さりげない
ごちそうさまでした。