ルートインBCリーグ
新潟アルビレックスBC 5 - 5 群馬ダイヤモンドペガサス
群馬・敷島球場
対戦相手は昨日と同じ群馬で、今日は新潟がビジターでした。
群馬のホーム開幕戦ということで、群馬はNPBドラフト注目選手の沼田投手が先発。MAX150km/h近いらしいです。
対するアルビはの先発は高卒2年目⑱前川投手。BCリーグ初先発で、昨シーズンも登板は7試合のみ。その7試合も1アウトも取れずに降板した試合もあり、記録に残っている投球イニングは5イニングくらいです。
群馬はホーム開幕戦だから昨日より気合い入れて臨んでくるだろうと思っていましたが、元気に声が出ていたのはアルビの方だった気がしますなんとか⑰前川投手に勝利を、という先輩たちの気持ちもあったのかもしれません。
選手の怪我などの事情で、外野に高卒ルーキー(24)古澤選手が初スタメン。しかも外野の芝がガタガタでゴロ補給が難しいコンディションでした。ノックでそのことがわかったので、試合前、私は「今日は内野ゴロに打ち取ったほうが良さそうだね。」と前川投手と話していました。
後から聞いたのですが、初回、セットポジションを取ると全身がガタガタと震えるほど、⑱前川投手は緊張していたそうです。それでも初回に2点取られた後は、有言実行して内野ゴロの山を築いていたので、私は感動していました
打線は、昨日の試合後のミーティングで大石コーチからアドバイスがあった、球の速い投手と遅い投手のバッティングフォーム対策をしっかり実践したのか沼田投手をしっかり打ち崩しました。
5回表、⑭ジョージ選手の2点タイムリーで同点さらに⑦纐纈選手がサードゴロで全力疾走し、群馬の選手がエラー。逆転
逆転した次の5回裏を0点に抑えて、6回表、(24)古澤選手がランナーを2塁から3塁へ送るバントをして群馬がエラー。1点追加。さらに(29)野呂選手のタイムリーで5-2とします。
得点した5回と6回はどちらもヒットだけでなく、バントや内野ゴロの進塁打を打ってしっかり繋いだ全員野球でした
6回裏も内野ゴロで2アウトまで取って、次のバッターもセカンドゴロ・・・ところがルーキーで初スタメンの(61)大島選手がエラー。⑱前川投手はこの後のランナーも出してしまい、スリーランを浴び同点悔しい失点です。
それでも後続をルーキー(21)斉藤投手、(23)高井投手、(51)渡邉投手、⑮雨宮投手がしっかり抑えました。
⑮雨宮投手は最終回、2アウト満塁、カウント3ボール2ストライクの場面を凌ぎました。
このピッチャーの継投を支えたのは、初スタメンのルーキー⑥宮澤捕手でした
試合後のミーティングで、稲場コーチ兼任選手が「長いシーズン、負けないことが大事。引き分けが優勝に繋がっていくから。」と話していました。
昨年、支柱だった選手がたくさんチームを去り、今年のチームに少し不安を感じていましたが、昨日今日の試合でそれは全くなくなりました。
今日の先発⑱前川投手の急成長もそうですし、ルーキーがたくさん入ってきたことで、昨年精神的に幼い印象だった選手がみんな成長していますミスしたり思い通りのプレーができなかったりしたときにすぐにキレてしまっていた選手も、冷静に気持ちを切り替えていました
昨年勝ち方を学んでいるからこそ今年のチームがあって、昨年日本一になれず悔しい想いをしたからこそ今年のチームがあるんだな、って改めて思いました
私は家からバナナを4本持って行って、私は1本だけ食べれば良かったので、⑱前川投手、⑮雨宮投手、ブルペンキャッチャーの本間捕手に1本ずつあげました。「今日頑張った人に」って。でも、ほんとに全員頑張りました