ジャパンラグビートップリーグ LIXIL CUP ファイナル
パナソニックワイルドナイツ 27-26 東芝ブレイブルーパス
パナソニック3連覇
すごい試合でした満員のスタンドで観戦された方が羨ましいです
今シーズンのリーグ戦、トーナメントに入ってからの戦いを観ていて、パナソニックの方が強いのかなぁと思っていましたが、東芝の気迫もすごかったです
3季ぶりに決勝へ進出して、6季ぶりの優勝を狙う東芝。選手の皆さんもそうですが、冨岡監督の表情が引き締まっていてとにかくカッコ良かったです
キックオフから1分、パナ⑩パーカー選手の素晴らしいタッチキックで、東芝陣内ゴールラインから7~8mの位置でパナソニックのラインアウト→モールでインゴール間際へ→ラック。
3分、このラックから⑦西原選手がトライ
7-0
7分、東芝⑥山本(紘)選手の2度の突破などで攻め、⑧リーチ選手のトライすぐに同点に追いつきます。
7-7
19分、東芝がラインアウトからモールで勢いよくゴールラインまで進みます。モールが崩れかけますが、⑧リーチ選手のリードで修正しインゴールへ。⑥山本(紘)選手が厳しいディフェンスに負けずボールを落とさずにトライ逆転。
7-14
22分、パナ⑪児玉選手のトライはTMOで認められず。東芝⑧リーチ選手のタックルで、⑪児玉選手の足がタッチラインを踏んでいました。これで東芝陣内深くで東芝のラインアウトとなりますが、アクシデンタルオフサイドでパナソニックボールのスクラムに。
24分、パナソニックはそのスクラムからボールを出してラック→⑨田中選手が少しタイミングずらしてディフェンスを惹きつけて②堀江選手にパス→②堀江選手がディフェンスを間を抜けてトライ再び同点。
14-14
38分、パナ⑩パーカー選手がPGを決めて再逆転し、前半終了。
パナソニック 17-14 東芝
後半はじめからパナソニックが積極的に攻めます。
4分、パナ⑨田中選手がインゴールへボールを運びますが、東芝⑩森田選手・⑭廣瀬選手・⑦山本(浩)選手のディフェンスでグラウンディングさせませんでした。
7分、パナ⑩パーカー選手PG成功。後半はじめ10分間くらいはずっと東芝陣内で試合が進んでいました。
20-14
22分、東芝⑮ステイン選手のキックをパナ⑨田中選手がキャッチ→②堀江選手→⑬ピーターセン選手のトライ②堀江選手は⑨田中選手からの少し難しいパスをしっかりキャッチして、タックルされて倒れながら難しい体勢で⑬ピーターセン選手にパスをしました
⑩パーカー選手が左端からのゴール成功。
27-14
まだまだ諦めない東芝
29分、替わって入ったばかりの東芝(22)クラスカ選手がトライ
27-21
残り10分で東芝(20)大野選手登場。
終盤も攻めるパナソニック。ボールをなかなか東芝に渡しません。
39分を過ぎて、東芝陣内深く、パナソニックのラックに東芝が絡んで東芝ボールに。そして試合終了のホーンが鳴って、東芝のアタック。⑬カフィ選手の突破→⑮ステイン選手の突破で一気にパナソニック陣内深くへ。ラックからボールをまわし、⑬カフィ選手がディフェンスの裏にポーンとキックをあげます。え誰も走ってない
とびっくりしたら、東芝(23)豊島選手がボールに跳びついてトライ
1点差
歓喜に沸く東芝、うなだれ膝をつくパナソニック。
コンバージョンキックは少し右側ではあったものの、⑮ステイン選手なら成功できそうな位置でした。でも、強風がパナソニックに味方して、ゴール失敗。
ノーサイドパナソニック勝利
この記事を書きながらまた思い出して心拍数が上がっていますすごい試合でした。勝ったパナソニックのみなさんが泣き崩れていました。
パナソニック主将②堀江選手は「最後のキックは見れなかった」と言っていました。本当にどちらが勝ってもおかしくない試合。
LIXIL CUP MVPはパナソニック⑩ヘイデン・パーカー選手この選手のキックがなかったら今日の勝利もありませんでしたし、LIXIL CUPのゴール成功率100%
東芝の選手が準優勝の表彰を受けているのを見る冨岡監督の表情は、私には誇らしげに見えましたでも、①三上選手は本当に悔しそうで、二コリともせず、表彰台を降りてすぐにメダルを首から外していました。この悔しさを来季晴らしてほしいです
両チームとも褒めるプレーばかりでしたが、東芝⑬カフィ選手の突破がいつもより少なかったのは、パナ⑫林選手の仕事でしょうか
優勝の瞬間、パナ(20)布巻選手がピッチにいたのも嬉しかったですやっぱり布巻選手には日本一が似合います
今シーズンのトップリーグのスローガン(?)が『感動のつづきはトップリーグで』でしたが、その通りのシーズンになりました
日本選手権、スーパーラグビーと感動はまだまだ続きます