ジャパンラグビートップリーグ LIXIL CUP セミファイナル、素晴らしい試合でした
テレビ観戦でも熱い戦いを堪能できました
東芝 34 - 22 ヤマハ
両チームとも気合い入っていましたが、特に東芝の気迫は凄かったですプレーしている15人が常に、80分間ずっと継続して気持ちを全面に出していました
前半はシーソーゲーム。前半6分に東が⑬カフィ選手のトライで先制すれば、11分にヤマハが⑪ハビリ選手のトライと⑮五郎丸選手のキックで逆転。かと思えば、東芝⑮ステイン選手がPGを決めてまた逆転すれば、その3分後には⑮五郎丸選手のPGでヤマハが再び逆転。
⑮五郎丸選手のPGの後のまた3分後、前半25分、東芝⑫増田選手がトライを決めて東芝リード。32分、ヤマハ⑭伊東選手のトライでヤマハがリード。34分に東芝⑫増田選手のトライでまた東芝がリード。と、どんどんスコアが動きました。
前半15分、ヤマハ⑬宮澤選手が東芝⑮ステイン選手にタックルして、そのタックルの強さに⑮ステイン選手がボールを落としました。⑬宮澤選手、カッコイイ
30分、東芝陣内ゴール前でヤマハボールのスクラム。東芝がスクラムを押しこみ、東芝ボールでのスクラムに。そして今度はそのスクラムで東芝がペナルティー。と、息詰まるスクラム戦
36分、ヤマハ⑥クリシュナン選手のキックチャージは見事でした。
20-17 と東芝がわずかにリードして前半を終え、後半はどんな展開になるのかドキドキする中、キックオフ。
後半1分、いきなり東芝⑬カフィ選手が強さを見せてトライ。さらに後半7分、⑬カフィ選手が2人のタックラーを弾き飛ばし、その後のFWのタックラー2人を引きずりながらトライ
勝負を分ける大事な後半の入りの時間帯を支配したのは東芝でした。
後半30分、東芝陣内ゴール前でのスクラムの攻防は、残り10分の時間と17の点差を忘れてしまうくらい食い入って観てしまいました本当はじっくりスクラムを繰り返している場合ではなかったと思いますが、ヤマハFWも時間と点差を忘れるほどスクラムに集中しているように見えました。
後半、ヤマハも果敢に攻めますが、ヤマハの後半の得点は34分の(23)ピウタウ選手のトライがやっとでした。
マン・オブ・ザ・マッチは、東芝⑬リチャード・カフィ選手
東芝は、トップリーグ発足から4位以下の年がなく、トップリーグ発足前からチャンピオンですから、王者としてのDNAがちゃんと受け継がれていますね
パナソニック 42 - 10 神戸製鋼
パナソニック強かった~
いつもならこの2チームの対戦であれば早稲田OBの多い神戸製鋼を応援しながら観ていたはずですが、11日(月)にパナソニックの練習を観に行った影響で今日はかなりパナソニック寄りで観ました。
この試合は、マン・オブ・ザ・マッチのパナソニック⑩ヘイデン・パーカー選手のキックで勝利を引き寄せました
前半は、パナソニックがディフェンスで粘って、神戸陣内へ行けばペナルティを誘い、⑩パーカー選手のPGで得点を重ねる展開。⑩パーカー選手は、ハーフウェーライン近くからでも、左端からでも、どこからでも100%決めて、前半のスコアは⑩パーカー選手のPG4本のみで12-0。
とにかく赤いジャージのボールを持っている選手vs青いジャージのタックルをほぼ40分間観ていました
パナ①稲垣選手の右目上あたりからの出血の量がすごかったです。ラグビーで出血はよありますが、あんなに流れ出ているのはなかなか見られないと思います。それでもなんとかテーピングで止血してプレー続行
後半が始まって3分、神戸⑦ベッカー選手が負傷退場。いきなり神戸ピンチです
後半6分、神戸陣内左サイドからパナ⑩パーカー選手がキックパス→右サイドで⑬ピーターセン選手がキャッチ→⑭北川選手→⑮笹倉選手がトライこの攻撃は見事でした
神戸⑦ベッカー選手に代わって入った(19)バンリーベン選手が9分にトライを決めて、14分に⑩田邊選手がPGを決めて、神戸製鋼が反撃開始
・・・と思ったら、その3分後の17分、パナ⑩パーカー選手がPGを決めて反撃ムードを阻止します。
その後、パナソニックは2本のトライとゴール、さらにDGで得点を重ねました。
パナ(20)布巻選手と神戸(20)山中選手は後半26分から出場後半34分、(20)布巻選手が神戸の選手のノットリリースザボールを誘うプレー、カッコ良かったです
ノーサイド後、両チームの選手たちがとっても仲が良さそうで、お互いの健闘を讃え合っていて、観ていてとても良かったです試合中から、スタンドでパナWTB山田選手と神戸HO木津選手が隣りに座って試合を観ていましたが(笑)。
パナソニックは、トップリーグ3連覇まであと一つ