野球新潟アルビレックスBCのシーズンが終わって約1ヶ月、退団選手が発表されて約2週間が経ちましたしょぼん来週末にはBCリーグのドラフト会議が開催され、来季の新戦力の入団が続々と決まるはずです。

そんな時季ですが、今月・来月で退団選手を一人一人特集していこうと思います。

私はチームに帯同した今季だけの付き合いなので、もっとその選手についてご存じのサポーターもきっとたくさんいらっしゃると思います。何か素敵なエピソードがありましたら、コメントいただけると嬉しいですニコニコ


今日は背番号0、萩島寿哉外野手。
萩島選手

萩島選手は、チャンスに強く、守備でもピンチを救ってくれる頼もしい選手。本当に球際に強いですキラキラ

なんでこの選手がNPBに行けないんだろう、っていつも思っていました。


昨季、私はまだチームに帯同していなくて、ラグビーの試合がない日にアルビの試合を観に行っていました。あるビジターの試合で、たしか3点差で負けていたとき、萩島選手の満塁ホームランで逆転したのをスタンドで観ました目!!本当に感動して、そのときの印象が強すぎて、今季トレーナーをしていても萩島選手と話すときはちょっとドキドキしていましたドキドキ(笑)

あのホームランについて今季話す機会があって、打席に入る前に当時の高須コーチ兼任選手に「打たなかったら殺すパンチ!」と本気で言われ、「絶対打たなきゃショック!」とフルスイングしたら入ったと裏話をしてくれました。この話を聞いて、なぜ高須コーチがこんなことを言ったのか、すぐわかりましたひらめき電球萩島選手がこの場面で打てる選手だと思っていた事プラス、萩島選手の情熱的で負けん気の強い性格を知っていたからです。他の選手に同じことを言ってもきっと打てないと思います。


今季終盤、日程的に試合が混んできて疲労がたまっているはずなのに、オフが欲しいのではなく「練習してぇ。上手くなりてぇ。」と言っていたのがとても印象に残っていますキラキラ

萩島選手は、痛くても頑張れる選手。後輩をしっかり叱れる選手。緩んだ雰囲気を引き締めてくれる選手。

そして、厳しいだけでなく面白いこともしてくれて雰囲気を明るく盛り上げるのも上手でしたアップ

ビジターのナイターで夜中に帰って来た翌日ホームのデーゲーム、睡眠時間が短くて体が重いウォーミングアップで誰よりも元気な声を出して、それを見てみんなが笑って元気になる、とても貴重な存在でした。

来季は誰がこの役をやってくれるのでしょう・・・ちょっと不安です。


萩島選手はまだ25歳ですが、見た目(笑)と頼りがいある性格で、なんだか年上な感じがしていました。バッターボックスに立つときの音楽も甲斐バンドの『ヒーロー』だったし。

私は実はアンチ巨人なのですが、人として尊敬している萩島選手が巨人の高橋由伸選手が大好きだと聞いて以来、高橋選手を見る目が変わって、しかも高橋由伸監督となってしまったので、もしかしたら巨人を応援するかも・・・汗


来季もアルビでプレーするつもりでいましたが、今季後半、長野県内のクラブチームからお誘いがあり、そこでは就職先も用意されているということで退団を決意したそうです。萩島選手は奥様と娘さんもいるので、家族のための決断でもあったようです。

舞台は違っても、まだ野球は続けるので、またどこかで萩島選手のホームランやナイスキャッチが観れると思いますキラキラ寂しいけど、応援しますビックリマーク