日本選手権準決勝第2試合。この試合もシビレました花園行きたかったなぁ。
サントリーが攻めて、パナソニックが守る。予想通り両チームの持ち味をしっかり出した試合展開でした。観ている方も肩に力が入ります
11分、サントリー⑩ピシ選手がペナルティゴールを決めて、サントリーが先制。
3-0
14分、パナソニック⑩バーンズ選手がペナルティゴールを珍しく外します。腰の怪我の影響がまだあったのでしょうか?
20分、これまで粘りのディフェンスを続けていたパナソニックが⑧ホラニ選手の突破からチャンスを作り、⑩バーンズ選手→⑫林選手→⑦西原選手→⑪酒井選手がトライそれぞれがゲインしながらパスを繋ぎました。逆転
3-7
その後もサントリーの連続攻撃。一体何フェーズ続いていたのでしょうか・・・ミスのないサントリーのアタックとパナソニックのディフェンス、どちらも素晴らしいです
28分、サントリー⑩ピシ選手ペナルティゴール成功。
6-7
29分、サントリー⑬松島選手ビッグゲイン。ステップと上半身のしなやかさがセクシー
33分、サントリー⑩ピシ選手が左右にフェイント&小さい歩幅と大きな歩幅のステップ、個人技でディフェンスの間をすり抜けてトライ再逆転
13-7
35分、パナソニック⑭北川選手が突破し、インゴールへ入りかけたところでサントリー⑬松島選手がタックルで押し戻します。そのラックでサントリーがペナルティ。ゴール前でパナソニック⑩バーンズ選手がクイックスタートし右へキックパス→右サイドで⑥ユ選手がキャッチしてトライ(37分)
前半 サントリー 13-12 パナソニック
サントリー⑨デュプレア選手のパス、キック、タッチからのクイックスローなど、相変わらず周りを良くみて素早く判断、脱帽です。サントリー⑪村田選手の激しいタックルも健在。
とにかくパナソニックのディフェンスの壁はすごい全員がしっかり前に出てタックル。すぐに立ち上がってラインに穴を作りません。
ハーフタイムでのサントリー・大久保監督の「(トライに)近道はない。」という言葉、カッコ良くてグッときました
パナソニック・ディーンズHCは「後半、疲れたときにできるスペースをつきたい。」と運動量に自信
後半もパナソニック陣内でサントリーが攻め、パナソニックが守る展開は変わりません。
9分、サントリー⑩ピシ選手ペナルティゴール成功。
16-12
11分、パナソニック⑩バーンズ選手ペナルティゴール成功。引きはなされません。
16-15
準決勝プレビューの記事で、『スクラムのパナソニック①稲垣選手とサントリー③畠山選手に注目』と書いていたのに、前半はスクラムが少なくてちょっぴり寂しかったです・・・が、ここからスクラムが増えます
15分、サントリー陣内でパナソニックがスクラムを押し、サントリーがペナルティ。17分、パナソニック⑩バーンズ選手がペナルティゴールを決めて、再々逆転
16-18
この直後にサントリー⑱垣永選手が入り、大きな声で吠えます
19分、スクラムを組む前に⑱垣永選手がFW全員に声をかけます。ルーキーとは思えません
26分、サントリー⑩ピシ選手ペナルティゴール成功。再々々逆転
19-18
30分、サントリー陣内から⑬松島選手→⑪村田選手→(23)塚本選手がそれぞれゲイン→⑭長友選手がゴールライン間際までボールを運びラック→何度かラックを形成しながら前へ→⑱垣永選手がゴール真下のラックからボールを持ち出し、ターンしながらタックラーを引きずってトライ
26-18
33分、(23)塚本選手が脚が止まってきたパナソニックディフェンスの間を抜けてトライトライ後の笑顔が素敵でした
31-18
37分、諦めずトライを取りにいくパナソニック。後半途中からWTBに入っていた⑨内田選手が左サイドでトライ
31-25
6点差となり、逆転を信じて攻め続けたパナソニックでしたが、最後はノックオン。
ノーサイド。
サントリーサンゴリアス 31-25 パナソニックワイルドナイツ
サントリーは前半32分に⑥ツイ選手が負傷交代となりピンチかと思ったら、⑳西川選手がしっかり激しく働きました。パナソニック⑬霜村選手が一昨年のシーズンで『戦って一番嫌だった選手と』して名前をあげていた西川選手、今シーズンは怪我で出場機会が減っていましたが、さすがの存在感
その霜村選手は今日が最後のプレー。後半12分に交代して、現役を終えました。寂しいです
パナソニック⑪酒井選手はスーパーラグビーへ行ったWTB山田選手に劣らないスピードでした
サントリーはいつもバックスタンドでOBが応援リーダーをしていますが、この日も現役を終えたばかりのOBが大きな旗を振りながら「ゴー!ゴー!サンゴリアス!」と叫んでいました。これもサントリーの強みです。
ワイルドカードからの出場チームとして初となる決勝進出
一気に頂点へ