今、ラジオNIKKEI第1を聴いていました
『藤島大の楕円球に見る夢』
スポーツライター藤島大さんがパーソナリティで、今日のゲストは早稲田大学ラグビー蹴球部・後藤禎和監督
まず、大学選手権決勝を振り返りました。
「開始早々の⑭荻野選手のトライに結びつく一連のプレーは、狙っていたプレー。でも、アップセットを起こすには決まるのが早すぎた。もっと中盤の勝負どころで決めるべきだった。」
スクラムについては、「実は早稲田が強いときはFWが強い。早稲田の歴史には、体が小さくてもしっかり組めるスクラムの理論がある。現代のトレーニングに加えて、昔ながらの地道できつくてつまらないトレーニングを目的意識を持ってやる。」
「24点差ついたときは正直諦めかけた。でも垣永は『負ける気がしなかった』と言っていた。ああいうところで踏ん張れる力があるから垣永をキャプテンにしたが、本当に学生たちに敬意を表する。」
ヤマハの清宮監督が「早稲田ナイスゲーム!」「ヤマハの強みを消すプレーが随所に見られた。」と言っていたが日本選手権について。
「この試合は『今シーズン最後の試合』ではなく、『来シーズンの最初の試合』として臨んで、1ヶ月準備した。来年帝京大学に勝つための試合だった。」
ここで、後藤監督から曲のリクエスト。
トム・ウェイツの『トム・トラバーツ・ブルース』
すっごく渋い曲でした。強いお酒を一人で飲む雰囲気
その後、後藤監督の少年時代のカワイイ悪さや、ワセダクラブの理念や活動についてのお話。
後藤監督の指導者としての信念、哲学とは。
一つは『選手の上に立たない。対等な立場で選手と勝負する。』
もう一つは『絶対に妥協しない。目標達成のために必要なことは全てやる。』
来季の主将、大峯選手について。
「垣永は抜群のリーダーシップを持っていた。だからみんなが頼っていた。でも、新4年生は個性的で一人一人しっかりしている。大峯をリーダーに置いて、みんなで戦う。一人一人のポテンシャルを上げて、チームとして爆発する。」
「この2年で土台はできているので、その上に実践を重ねてクレバーさや冷静さを。来シーズンのテーマは『創造』」
聴いていて、ワクワクしました
後藤監督の愛情を持った厳しさが大好きです
大学選手権優勝は簡単なことではないってわかっていますが、期待せずにはいられない、そんな30分間でした