カンボジアに行ってまいりました。 | カンボジアに学校設立を目指すSCRUMのブログ

カンボジアに行ってまいりました。

SCRUMの上田です。

9/20・21・22とカンボジアの現状を自分の目で
確かめる為に行ってまいりました。

まず始めに訪れたにはキリングフィールドです。

この地で、ポル・ポト政権時代(1975~1979年)、

知識層を対象に200万もの人々が虐殺されました。


今でも実際に虐殺が行われた部屋が残っており、

足を踏み入れると、当時の光景が目に浮かび、

背筋がぞくっとし、震えが止まりませんでした。

あの感覚は忘れる事ができません。


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↑大量の頭蓋骨が当時の惨さを物語っていました。




次に、ステンミンチェイを訪れました。
この地は、世界的にも有名なカンボジアの首都プノンペンにあるゴミ捨て場です。


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↑ゴミ捨て山です。見にくいですが、周りはゴミでいっぱいです。


このゴミ山を生活源として生活している子どもたちに
インタビューして来ました。

彼らはゴミの中から取れる鉄を集め、
それを収入源にしています。
ゴミから漂う悪臭の中で生活しているため咳がひどく、
かわいそうに思えました。

しかし、子どもたちはトビッキリの笑顔で楽しそうに
ゴミ拾いをしていました。

10人の子どもに『夢は何かある?』
とインタビューをしたところ、
即答でほぼ全員が医者になりたいと言っていました。
自分たちのような体を悪くしている子どもを
助けたいからという理由でした。

一年前にこのゴミ山のふもとに学校ができたんだ
と子どもたちが僕に教えてくれました。
彼らはこの学校に現在通っており、文字の読み書き・
算数などたくさんのことを学んでいます。

子どもたちは授業を受けれるのがすごく嬉しい、
学校に通うのが楽しいと言っていました。
学校に通えるようになったことで夢が
近づいてきたとも言っていました。

僕は子どもたちと話をし、
もっとたくさんの子どもの笑顔が見たいと
心から想いました。
これからの将来を担う子どもたちが
今それぞれに持っている夢を叶えてやることで、
カンボジアはもっともっと豊かで
幸せな国になると思います。
このSCRUMの活動を通して
カンボジアを夢で溢れる素敵な国にしたいです。

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↑ゴミ山を収入源にしている子どもたちとの写真。