彼の歌声を最後に聞いたのはいつだったろう？
思い出せないくらい月日が経って
いつの間にやら、ジャスピアニスト。
たぶん１０年は経ってる。
久しぶりの「生」千里。
ドキがムネムネですね～（笑）
でも。
案外フツーにふらっと登場。
いやぁ、変わらないねっ！
まんま、そのまんまです。←外見（ただし年齢以外）
この日はカフェライブということで
これ「千里カプレーゼ」と名が付いてました。
白いまぁるいのがブルーチーズ（たぶんゴルゴンゾーラ）で
けっこう濃厚なお味。
もぐもぐ・・・あ、千里がこっちの方見てる。
もぐもぐ・・・あ、千里が横を通り過ぎた。
！！！！！
落ち着かないからライブまで隠れてて欲しいわ（爆）
微妙なファン心理を爆発させたところで
今宵ライブがスタートです。
♪ぽろろ～ん♪
聴こえてきたのは、耳に慣れたようなそうでないようなメロディ。
次も次も・・・。
＃ＧＬＯＲＹ ＤＡＹＳ＃ですね、＃ＲＡＩＮ＃ですね、
＃塩屋＃だ、＃ふたつの宿題＃だ・・・。
＃Ｂｅｄｔｉｍｅ Ｓｔｏｒｉｅｓ＃＃昼グリル＃まで？
その昔、飽きるほど聴いた曲たちの
イントロやサビが紡がれて、オープニング曲になっていました。
これ、どうなの？
嬉しいやら、せつないやら、いろんな感情ごちゃ混ぜです。
「こんばんは、大江千里です。札幌に戻ってきました～！」
そんな第一声。
そっか。「戻ってきた」ってまだ思ってくれるんだ。
まだ、彼の中で札幌は特別な場所として残っているんだ。
涙、ほろり。
その後、デビュー当時の思い出を少し話してくれました。
「あの頃、ホールの横に並んでた女の子たちも
今では立派なお母さんになって・・・」
はいっ！並んでた女の子のひとりっす。
お母さんではないけど（爆）
なんだか、思い出すね。いろいろとね・・・。
お互い、年を重ねたね。
ライブは短く、３０分弱で終了。
その間、ＭＣでは声が聞けるけど、当然のごとく「歌」は聞こえない。
違和感あるのかな？と思ってたけれど
時が経つにつれ、これが今の彼のあるべき姿なのだなと
その佇まいに「説得」された自分がいました。
翌日のトリオライブはアンコールを含めてたっぷり２時間。
彼が今、情熱を注ぐものを体感できて
さらに「説得」されました。
でも、悪い気はしなかったかな。
逆に、なんだか安心してほっこりして、楽しかった！
「もう唄うことはないかもしれないけど、この指（ピアノ）で言葉を伝えることは
絶対出来ると信じている」
そう、胸をはって嬉しそうに語る彼を見ていたら
表現方法は昔と変わっても
やっぱり千里は千里！
そう思えた濃厚な２日間でした。
♪きみと出逢えてよかった 愛だけが いま力になる～♪
♪十年経って出会ったその時も ラストは君と～♪
また、札幌に戻ってきてね。